誕生のきっかけは花との出会い。ポジティブなパワーをコスメに!
今月の匠
FEMMUE(ファミュ) ファウンダー&クリエイティブディレクター
ケリー・ジョンさん
\初のオンライン取材に挑戦/
愛ちゃん
日本でも大人気のファミュですが、今年で日本上陸4年目になると聞きました。ケリーさんはどんなきっかけがあって「ファミュ」をつくろうと思ったんですか?
ケリーさん
ファミュをつくる前は、化粧品の輸出や販売など流通に関わる仕事をしていました。もともとコスメが大好きだったのに、毎日仕事として接していたら、20代後半ごろに心が疲れてしまい、コスメへの情熱が消えそうに。そんなとき、偶然出合ったのがフラワーアレンジメント。花と向き合い、香りをかいだり、色を見たり、花びらに触れる“フラワーセラピー”を体験すると、気持ちが落ち着き、自分の内面を見つめ直せたことで、自分自身を好きになれるようなポジティブな変化が。自分が感じた花の素晴らしいパワーを多くの方とシェアしたくて、フラワーセラピーをベースにしたコスメをつくりたいと思うようになりました。
華やかだけど、
\やさしい香りに癒やされます!/
愛ちゃん
花と出会って生まれたブランドなんですね。私も花をいけるのが大好き。心が穏やかになるし、見ているだけで癒やされますよね。ファミュというブランド名にはどんな意味があるんですか?
ケリーさん
「ファミュ」はフランス語で女性を意味する「FEMME」と、変化を意味する「MUE」を組み合わせた造語。女性が美しくなる変化をサポートするという意味を込めた名前です。忙しい毎日の中、ファミュでお手入れする数分だけでも自分を見つめ、大切にすることで、自分を愛するセルフラブや幸せな気持ちを感じてほしい。そして、表面的だけでなく、内面からきれいに導くブランドになれたらと思っています。
愛ちゃん
素敵~! ファミュの香りにはいつもうっとり! 深呼吸しながら、ゆったり使っています。香りって好みがあるから、つくるのが難しそうですが、どんなところを大切にしていますか?
ケリーさん
ファミュで大切にしているのはありふれた香りでないこと。たとえば、一口にローズといっても、深いものから爽やかなものまでバリエーションが。その中で、ほかにはないユニークなものを選び、その花のイメージがふわっと浮かぶような香りに仕上げることを意識しています。また、どんな季節でも、どんな気分のときでも、負担にならず、飽きない香りであることも重要。繊細で難しいのですが、私にとっては楽しい作業のひとつです。
\完成までの試作品の数々/
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ファミュの新ライン「ルミエール」とは?
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