連載 ニューヨークの「男前」計画

ニューヨーク嶋佐&屋敷、美容皮膚科へ。35歳、自分の肌質をはじめて知る

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肌がヒリつく。「だから、洗わない」は正解?

嶋佐
嶋佐

でも、僕はあんまりベタつきとかギラつきは気にならなくって、それよりも肌がちょっと弱い気がするのですが。


髙瀬
髙瀬

……見たところ、嶋佐さんは皮脂が屋敷さんより少なめ。ニキビ跡も少しあるようです。


嶋佐
嶋佐

はい。ちょっと気になっています。顔を洗うとヒリヒリすることがあったりして、(メイクは落とすけれど)洗顔はあえて毎日していません。これって、大丈夫ですか?


髙瀬
髙瀬

であれば、やはり皮脂がやや少なめ。例えば、比較的皮脂がたまりやすいTゾーンだけを洗顔料で洗い、ほかは今まで通り水洗いにするなど、洗うパーツを絞るのがおすすめです。とにかく、男性は余分な皮脂をためないことが重要。


屋敷
屋敷

“ギラつき回避”ですね。やっぱり、男のスキンケアの基本も改めて知りたいです!


35歳の男性のケアは角層を潤わせることが最重要。

ニューヨーク嶋佐&屋敷、美容皮膚科へ。35歳、自分の肌質をはじめて知る
髙瀬
髙瀬

おふたりは今35歳。皮脂分泌を放置するとニキビになったり、ニキビ跡が残ってしまったり。一度ニキビ跡ができると消えにくくもあるので、まずは皮脂量を調整することを念頭に、基本のケアを実践してほしいです。


嶋佐
嶋佐

最低限の基本的なことって、何ですか?


髙瀬
髙瀬

基本的には3品でOK。洗顔、化粧水、乳液です。メイク落としを入れたら、4品になりますが、メイク落としと洗顔を落とすケアとして組で考えて、3プロセスという考え方。


屋敷
屋敷

じゃあよかった。僕、やってます!


髙瀬
髙瀬

化粧水は角質層の水分補給、水分保持成分の補給のために必要不可欠。さまざまな化粧品がありますが、分子量が小さいので肌に浸透しやすい。この角質層を水分で満たすだけでも皮脂量が安定します。また、男性の肌は女性の肌と比べてみると角質層に厚みが。結果、水分保持力が低く、乾燥や肌荒れなどを起こしやすいから、このプロセスはとっても大切です。


嶋佐
嶋佐

化粧水ってすごい。でも、それで終えたらダメなんですかね。


髙瀬
髙瀬

せっかく閉じ込めた水分を逃さないために蓋をするという理由で、肌に油膜を作る。その役割を果たすのが乳液やクリームです。男性は皮脂量が女性より多いので、クリームよりさらっとした乳液がベター。


嶋佐
嶋佐

じゃあ、僕みたいな乾燥しがちな男はクリーム?


髙瀬
髙瀬

いえ、嶋佐さんは極度な乾燥ではないので乳液でも十分です。あとは油膜をしっかり作るバームもおすすめ。目もとが乾燥するなら目もとだけバームにするとか、肌状態に合わせて使い分けてもいいですね。


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「落とすケア」の見直しがマスト

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