連載 EXITりんたろー。美容道

【藤森慎吾×りんたろー。対談】“隠れ美容男子”たちが堂々といられる世界に変えていきたい

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藤森慎吾×りんたろー。

きちんとメンテナンスして、
健康でいた方が長く活躍できる

ーー藤森さんは美容を始めたきっかけは「自分や同年代の見た目の変化」と答えられていました。年齢による変化は、美容と切っても切り離せないテーマでもあります。

藤森「老い、怖いっすよ……」

りんたろー。「藤森さん最近、すぐ寝ちゃう(笑)」

藤森「そう(笑)。最近、昼間、眠くなっちゃうんだよなあ。だから、今一番大事にしてるのは食事と睡眠、あと運動です。寝る間も惜しんで面白いこと考えてやろうとか一切ない。それよりも、健康でいた方が今仕事をしているこの世界を長く生きていけるなって。何となくですけど18年やってきた肌感で思うんです。根詰めてやるより、身体と心がすこやかでいる方が細く長くやっていける。その中の一つが美容なんじゃないかな。50歳、60歳になった時、めちゃめちゃ面白いけど見た目は何にも気にしてない人と、面白さはそこそこでも、いつでもコンディションがよさそうな人だったら、僕は“そこそこの人”の方が需要あるんじゃないかなって。もちろん、お笑いも頑張りたいですけどね(笑)。りんたろー。は、今いくつ?」

りんたろー。「35です」

藤森「じゃあ、まだ老いは感じてないでしょ?」

りんたろー。「いやーーー……。最近は二日酔いするようになりました(笑)。翌日にめちゃめちゃ酒が残る」

藤森「酒ね! 酒はお肌の大敵だからね〜。俺、酒を飲まないからわかんないのよ。肌にも出るでしょ」

りんたろー。「いや、だからコロナになって、外食する機会が激減し、生活がとてもヘルシーになりましたよ。食生活も睡眠も、マインドもすこやか。だから、肌の調子もいいです」

藤森「それ大事だよね。マインドがすこやかなのはとても大事」

ーーお二人とも、美容を始めてよかったことにマインドへの影響を挙げていらっしゃいましたね。

藤森「日々、考えなくてはいけないことを一つでも減らしたいんですよね。朝起きて鏡見た時になんか調子悪そうだなって思ったら、それだけで考えることが一つ増えちゃう。それで、あぁ仕事行くのやだなっなんて思っちゃう時もあるかもしれない」

りんたろー。「たしかに。逆に、肌の調子がいいだけで気持ちが上がりますもんね」

変化を褒めてもらえると
嬉しいし、続けられる

ーーとはいえ、お二人くらい忙しいと、ケアが大変だなと感じる時もありませんか?

りんたろー。「僕はそこでちゃんとサボるんです。今日はもう疲れてるからパックはなしで化粧水つけてすぐ寝ちゃお、とかも全然ある。今日はお弁当をつくっていかなくてもいいっか、とか」

藤森「僕は毎日のルーティンがそんなに大変じゃないから。シンプルにしている分、逆にどれだけ眠くてもそれだけはやって寝るようにしてますね。眠気に負けそうになっても、いかんいかん! みたいな。歯磨きと一緒でやらないと眠れない域になっているかも」

ーー今まで何もやっていなかった男性たちが、毎日のケアを習慣化させるコツって何でしょう?

藤森「えー、何だろう、最初は自分も何もやってなかったからなあ。やっぱり、効果を感じることじゃないかな。誰かに褒めてもらえるとか」

りんたろー。「メイクさんに『今日、塗ってきました?』って言われるのテンション上がりますよね。『あー、ありがとうございます、何も塗ってないんですよ〜』とかってすまして言ってるけど、内心めっちゃ嬉しい(笑)」

藤森「メイクさんに言われたらホンモノだよね! 『コスメ何使ってるんですか?』とかも嬉しい」

りんたろー。「あと、とにかく会話が弾むんですよね」

藤森「わかる。メイクルームの会話、めちゃめちゃ弾むよな。メイクさんが新しいアイテムを持っていたら自分もやっぱり興味持っちゃうし。そういう意味では美容ってコミュニケーションツールでもあるよね」

藤森慎吾×りんたろー。

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性別関係なく、やりたい人が自由に選べるようになればいい

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