ヘアメイクがメイクルームでやっている浸透ワザ
目指したい「湯上がり肌」づくりの最高峰といえば、ヘアメイクが撮影前にモデルに行うスキンケア。その全工程と、デイリーケアに取り入れたい浸透アップのマッサージを教えてもらいました!
教えてくれたのは…
ヘアメイク
後藤若菜さん
後藤さんの「湯上がり肌」アイテムはこの4つ
\巡りをアップ/
\潤い補給/
\浸透アップ/
\さらに潤い補給/
「浸透」の目指すべきゴール! プロの「湯上がり肌づくり」を解説
【1】パック&スチーマー
目安時間は10分。潤いも透明感も倍増!
【2】なじませ
残った美容液を優しいタッチでなじませて
【3】ブースター
両頬・額・鼻・アゴと5点置きして塗り広げる
【4】美容液1回目
マッサージしながら塗って浸透アップ
※マッサージの詳細は下記参照
【5】美容液2回目
再度肌全体に塗布して優しくマッサージ
※マッサージの詳細は下記参照
【6】潤いチェック
吸い付くような実感があれば完了のサイン! 最後に薄くクリームを
【実践編】プロのマッサージを自分の手で再現
美容液の代わりにとろみ化粧水を使ってマッサージ
化粧水をたっぷり塗布し、人差し指と中指をカギ型にして、あごから耳の下まで第2関節ではさみながら流し上げる。左右交互に3回ずつ行って。
カギ型にした人差し指の第2関節を使って、耳下腺を5秒プッシュ。イタ気持ちいい程度の圧でOK。老廃物が流れて顔全体の輪郭もすっきり。
人差し指をカギ型にして、小鼻の横から頬骨のヘリに沿って、内から外へすべらせるように5回ほど流す。コリがほぐれて巡りもアップ!
親指以外の4本の指の腹を使い、頬骨より上の部分をこめかみへ向かって内から外に流していく。目のキワまで化粧水を行き渡らせて。
中指と薬指の腹を使って、額のシワをのばすように下から上へ引き上げる。額の中央部分を重点的に、両手で5~6回引き上げて。
5からの流れで、そのままこめかみへ流し、仕上げにこめかみを3秒プッシュ。血行もリンパも流れが良くなり、浸透と透明感が断然アップ。
撮影/当瀬真衣(TRIVAL/人物)、伊藤泰寛(静物) ヘアメイク/後藤若菜 スタイリング/秋永知香 モデル/田辺花穂 取材・文/橋場鈴里 構成/西村美名子
Edited by 西村 美名子
公開日:
この記事に登場したコスメ(1件)