部分テカリ撃退講座

透明感の大敵・“部分テカリ”を撃退する4つの方法&頼れるコスメ!

更新日:

透明感の大敵・“部分テカリ”を撃退する4つの方法&頼れるコスメ!

初秋に起きがちの部分テカリ問題の原因&撃退法を徹底解説! バリア機能のアップにつながる洗顔やケアコスメも一挙公開!

教えてくれたのは…
猪越理恵さん

サン・ティトル代表 ビューティスペシャリスト

猪越理恵さん

トータル27年間もエステ業界に関わり、独自のトリートメントメソッドを考案。身体理論にも精通する美の達人。

亀山孝一郎先生

青山ヒフ科クリニック院長

亀山孝一郎先生

高濃度ビタミンC療法の第一人者。皮膚科専門医としての経験をもとに、ニキビや毛穴など、肌トラブルを解決。

「夏テカリ」「秋テカリ」は別物です!  だから専用のケアが必要

亀山先生
亀山先生

代謝が盛んになって皮脂や汗をたくさん分泌する夏と違い、秋は乾燥を防ぐために皮脂が出るケースが多い。出る場所は眉間、鼻まわり、それからあご下。ほかの部分は乾燥していることが多いので、皮脂対策だけでは不十分なんです。


イラスト/「夏テカリ」と「秋テカリ」は別物

夏テカリと秋テカリはどこが違うの?

【夏のテカリ】汗+皮脂による全顔テカリ

亀山先生
亀山先生

暑さで代謝が上がって大量に汗と皮脂が出るため、顔全体がテカる夏。メイクがドロドロになったりして不快ですが、ケアそのものは皮脂抑制なのでシンプルです。


イラスト/夏のテカリ

【秋のテカリ】乾燥+余分な角質による部分テカリ

亀山先生
亀山先生

急激に湿度が下がる秋は肌も乾燥傾向に。それを補うために皮脂が分泌され、Tゾーンはテカるけれど頬などは乾燥してしまうのが秋肌の特徴。夏の紫外線やストレスが原因で肌のバリア機能も低下していますから、皮脂分泌を抑えつつバリア機能を整えるケアが必要なんです。


猪越さん
猪越さん

暑い時季のままのさっぱりケアを続けていたり、角質肥厚していたりすると、浸透の悪い肌になってしまう。同時並行でリセットケアを。


\秋にテカりやすいエリアはここ!/

秋にテカりやすいエリアはここ!
  • Tゾーン&眉間
    おでこ〜顔の中心は皮脂分泌が多い部位。どんな時季もこのエリアはテカりがち!

  • マスクによる摩擦、つけたりはずしたりすることによる水分蒸散など、乾燥危険部位!
  • 鼻の横
    皮脂の分泌が多いだけでなく、擦れによる炎症も起きやすく、赤みが出やすいところ。
  • あご下
    皮脂が多いため、ザラつきに悩む人が多い。スクラブなどで優しくリセットする必要も。

次ページ
バリア機能アップする4つの方法とコスメ

こちらの記事もおすすめ