浸透のお作法編
あなたの浸透がOKかチェック!
きちんとできているつもりでも意外な落とし穴が。肌のお悩みから「浸透」の改善ポイントを見つけましょう。当てはまる肌状態をチェックして!
【A】
・ゴワつきが気になる
・毛穴の開きが目立つ
・くすみに悩んでいる
→【A】が多い人は「洗い方」を見直して
【B】
・コスメの効きが悪いと感じる
・保湿してるのに乾く
・シワが気になり始めた
→【B】が多い人は「手の使い方」を見直して
上のチェック項目でAが多い人は、浸透を阻んでいる汚れを落とすことが先決。Bが多い人は、浸透させているつもりが、実は行き渡っていないという可能性も。
【A】が多いあなたは「洗い方」を見直し!
泡洗顔を取り入れてみる
佐治先生
夏終わりの肌は、紫外線により増える皮脂の影響で毛穴に汚れが溜まった状態。まずクリアな状態にすることが重要です。洗い残しがあると潤いの吸収が悪くなるので、泡洗顔で汚れを吸着させてオフを。
貴子先生
炭酸泡が余分な角質を浮かせてオフ。しっとりとした洗い上がりです。
佐治先生
キメ細かな泡で、肌に優しいアミノ酸系洗浄成分を採用した洗顔料。クリニックでも患者さんにおすすめしています。
週2回、スペシャル洗顔でケアをする
貴子先生
酵素洗顔やクレイ、スクラブなどで古い角質を取り去ることで潤いが行き渡りやすく。ただし、やりすぎはNG。特に乾燥肌の人はTゾーンにのみ使用して。
\今季はクレイ洗顔が大豊作!/
【B】が多いあなたは「手の使い方」を見直し!
顔全体にまんべんなく塗布することが大事!
貴子先生
角層は一度に吸収できる量が決まっているので、化粧水は少しずつ3回ぐらいに分けてつけるのがおすすめ。両頬、額、鼻まわり、口元の5ヵ所に塗布してそこから広げていくと、ムラづきしにくく。
\全顔に塗り広げたらハンドプレス/
\小鼻や目のキワはコットンで優しく/
細かいところはコットンで塗布
貴子先生
大きい面は顔を包むようにハンドプレスしながら手で入れ込み、小鼻などの細部はコットンでなじませると、より抜かりなく浸透させられます。
【NG!】「パンパン叩き込む」だと浸透しません!
お作法を身につけたらこれを投入!
「洗い方」「手の使い方」と、基本のお作法をマスターしたら“浸透アイテム”もテコ入れを。より効率よく角層へ潤いを行き渡らせてくれる“三種の神器”はこちら!
保水効果が◎! ヒアルロン酸入り化粧水
佐治先生
化粧水は、ヒアルロン酸など保水効果にすぐれた成分が入っているものが◎。角層を潤す効果が高くて、肌にもなじませやすいと思います。
潤い力を高めるブースター美容液
貴子先生
ゴワつくときは、角層の表面が乱れていることも。ブースターを使うことで、化粧水の入り込みが良くなります。テクスチャーが軽いものが◎。
巡りをアップするスチーマー
貴子先生
ゴワついた夏バテ肌には特におすすめ。肌内部の循環が良くなり毛細血管も拡張することで、スキンケアの受け入れ態勢が整います。
撮影/当瀬真衣(TRIVAL/人物)、伊藤泰寛(静物) ヘアメイク/後藤若菜 スタイリング/秋永知香 モデル/田辺花穂 イラスト/福田透 取材・文/橋場鈴里 構成/西村美名子
Edited by 西村 美名子
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