現在のりんたろー。さんの自律神経の計測は、根来先生が独自に開発した自律神経測定デバイスアプリ『バイタルテラス』を使用。そのあまりに簡単な計測法にちょっぴり疑いの目を向けたのもつかの間……。実際に測ってみると恐るべき結果が待っていました!
毛細血管のゆらぎを計算して、交感神経と副交感神経のバランスを測定
根来秀行先生(以下、敬称略)「今日は、私のスマートフォンを使って自律神経を計測してみましょう」
りんたろー。さん(以下、敬称略)「スマホで? 普通のスマホですよね? それで計測ができるんですか?」
根来「はい、みなさんが持っているスマホと同じものを使います。このカメラに指をつけてみてください。画面を見ると赤くなったり、黒くなったりしますよね」
りんたろー。「先生、なんか占いみたいであやしいんですけど(疑いの目)」
根来「安心してください。急に『未来が見えます』とか言い出しませんから(笑)。これは学会でもちゃんと発表されていて、エビデンスもある、医学的なアプローチです」
りんたろー。「安心しました(笑)」
根来「りんたろー。さんの指を携帯電話のカメラのレンズにあてると、画面が赤くなったり黒くなったりしていますよね。これは毛細血管の動きをみているんです。それに伴って脈拍を測っているんですが、実はこの脈拍は1拍ごとに小さくゆらいでいます。副交感神経が優位なほどこのゆらぎが大きく、緊張して交感神経が優位になっているとゆらぎが小さくなります」
りんたろー。「へえ、なんか交感神経が高いほうが大きくゆらぐと思っていました」
根来「交感神経が高い状態だと、ゆらぎが小さくなることが分かってるのです。その性質を利用して、ゆらぎを計算して交感神経が優位なのか、副交感神経が優位なのかを測定するのがこのデバイスです。また、このゆらぎを特別な計算式で計算すると、自律神経が働く力=トータルパワーを計算できます」
りんたろー。「先生が作ったんですか?」
根来「そうです」
りんたろー。「すごっ! 指を当てるだけで自分の状態を知ることができるのって、手軽でいいですね」
根来「もっと細かく正確に測定する場合には、24時間体に貼るタイプのものを装着して計測します。では、レンズに人差し指をあててください」
りんたろー。「人差し指を置いて、息を止めたほうがいいですか?」
根来「普通にしていていいですよ。脈拍は78で普通ですね」
りんたろー。「えっ、めちゃくちゃゆらいでますね、僕の自律神経」
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衝撃! 血管年齢60代! トータルパワーも落ちていた!