教えてくれたのは…
美容家
石井美保さん
美容のプロページはこちら
透明感や毛穴レスな憧れ肌を叶える独自の美肌メソッドで人気を集め、サロン経営や商品プロデュースも手がけるなど幅広く活躍。美しさを保つレシピを収めた『石井美保のBeauty Soup 美肌をつくる極上レシピ』(光文社)など著書多数。
栄養価の高い食材でぷるぷるに【ハリ・ツヤUPスープ】
肌にへたりやしぼみを感じたら、肌の材料となるコラーゲンやアスタキサンチンなど、エイジングケア成分をチャージ。スピーディな立て直しが叶います。
01 野菜と大麦のブイヨンスープ
チキンブイヨンは作り置きしておくと、アレンジがきいて便利。ハリ不足に効く動物性のコラーゲンスープをベースにたっぷりの野菜と大麦で満足度大。
“彩り鮮やか! 野菜を美味しくたっぷりと”
■材料(2人分)
石井流チキンブイヨン… 400ml
大麦… 20g
玉ねぎ… 1/8個
にんじん… 1/4本
セロリ… 1/4本
ズッキーニ… 1/4本
なす… 1/4本
トマト… 1/2個
塩…少々
エキストラバージンオリーブオイル…適量
バジル…4枚程度
■作り方
1. 大麦は別の鍋でボイルしてやわらかくしておく。
2. 玉ねぎ、にんじん、セロリ、ズッキーニ、なすは薄めのスライスに。トマトは5mmくらいの角切りにする。
3. 鍋にブイヨンを沸かして、(1)と(2)を加え、2〜3分煮て、野菜に火を通す。塩で味を調えて火を止め、オリーブオイルを加え、バジルを添えて完成。
◆石井流チキンブイヨンの作り方
【材料】
手羽先・手羽元…あわせて約800g 玉ねぎ… 1/4個 にんじん… 1/2本 セロリ… 1/3本 ローリエ…1枚 水… 1.5L
【作り方】
1. 鶏肉はさっと洗って水気をきる。玉ねぎはざく切り、にんじんは5mm程度の輪切り、セロリは薄切りにする(葉もあれば刻んでおく)。
2. 大きな鍋に材料をすべて入れ、沸騰してアクが浮いてきたら取り除いて弱めの中火にして1時間ほど煮込む。
3. キッチンペーパーを敷いたザルで、スープをこして完成。
【キー食材】鶏肉
特に手羽元にはコラーゲンがたっぷり。体内に吸収されると新たなコラーゲンの材料に。
02 かぼちゃともち麦のポタージュ
腸を休めたいときにもぴったりなヴィーガン系だけど、栄養満点なかぼちゃと腸活や美肌効果で注目のもち麦を合わせているから、効き目はパワフル!
“上品な甘さでクリーミィ。食べ応えもバッチリ”
■材料(2人分)
かぼちゃ… 200g
玉ねぎ… 1/2個
もち麦…大さじ2
野菜ブイヨン(顆粒)…小さじ2
水… 150ml
オーツミルク(または豆乳)… 150ml
バター…少々
塩・黒こしょう…各適量
■作り方
1. かぼちゃは皮と種を除いて小さめの乱切りにし、玉ねぎは薄くスライスする。
2. 玉ねぎをバターでしんなりとするまで炒め、かぼちゃを加えて焦がさないように火を通す。
3. ブイヨン、水、オーツミルク、もち麦を加えて、具材がやわらかくなるまで煮たら火を止める。
4. 粗熱がとれたらなめらかになるまでミキサーかブレンダーに長めにかけ、塩、黒こしょうで味を調える。最後にあさつきを添えたら完成。冷やして冷製スープにしてもOK。
【キー食材】かぼちゃ
体内でチームを組んで働き、互いの抗酸化作用を助け合うビタミンA・C・Eが豊富。
03 鮭の甘酒みそスープ
石井さんが毎日欠かさず摂取するのが、みそや甘酒などの発酵食品。腸内環境が整うから、鮭に含まれるアスタキサンチンなど栄養の吸収率もアップ。
“空調で冷えたカラダを温め、栄養チャージ”
■材料(2人分)
生鮭(切り身)…2切れ
かぶ(葉つき)…2個
まいたけ…1パック
ごま油…大さじ1/2
出汁… 500ml
甘酒… 50ml
みそ…大さじ2
七味唐辛子…適宜
■作り方
1. 鮭はキッチンペーパーに挟んで水気をしっかり取り、一口大のそぎ切りにする。
2. かぶは皮をむいて6〜8等分のくし形に切り、葉は2〜3cmの長さにカット。まいたけは粗くほぐす。
3. 鍋にごま油を熱し、かぶを並べて入れて焼き目をつけたら、端によせて鮭を入れ、両面をさっと焼く。
4. 出汁を注ぎ入れてまいたけを加え、煮立ったらフタをして弱火で約5分煮る。みそを溶き入れて甘酒とかぶの葉を加えてひと煮してから器に盛る。お好みで七味唐辛子を。
【キー食材】鮭
赤い天然色素、アスタキサンチンは、優れた抗酸化作用があり、潤いを守り、老化を抑制。
撮影/当瀬真衣(TRIVAL/人物)、大木慎太郎(fort/静物) ヘア/大野朋香(air) スタイリング/青木宏予 料理制作・料理スタイリング/岡本珠子 取材・文/楢崎裕美 構成/飯島亜未 撮影協力/UTUWA
Edited by 岡部 奈央子
公開日:
この記事に登場したプロ