肌も髪もボディも、トラブルの予兆を見逃さない!
石井美保流 先まわりトラブル回避術
マスク生活が続いても、強烈な紫外線が降り注ぐ夏でも、透明感あふれる美肌、ツヤ髪、引き締まったボディをキープする石井さん。その秘密は、ちょっとした異変にすぐ気づく察知力と、早め早めの予防ケアにありました!
微調整して速攻リセット。これがずっとキレイの秘訣!
みなさんからすると、私がいつも乱れることなく整っているように見えるかもしれませんが、それはサインが小さなうちに対処しているから。あれたり、たるんだりと目に見えるトラブルが発生してから、一発逆転できるレスキュー策を求めて奔走するのではなく、その予兆を感じた時点でセルフケアを予防モードにスイッチ。異変に気づいたその日のうちに着手するのがポイントです。なぜなら、レスキューが必要なレベルまで到達してしまうと、回復するまで時間がかかって大変だから。また、繰り返すことでダメージが蓄積し、ひずみとなって現れるから。
そうならないよう、毎日、セルフチェック&微調整。トラブルが起こりにくく、キレイも保てます!
トラブルの予兆を見つけたら、即実践!
悩み別 トラブルケアスイッチ術
Trouble
小さな違和感こそ“ゆらぎの予兆”
本格的に肌あれしてからではリカバリーが大変。だからこそ、早めのケアが肝心。乾燥とゆらぎはセットと考え、つっぱり感や赤み、メイクくずれの度合いがいつもと違ったなら、要注意!
Check
✔ 洗顔後の肌がつっぱる
✔ いつもより赤みが目立つ
✔ 中のメイクがくずれやすい
トラブル回避ケア
『まずは、うるおす、保護するシンプルケアにスイッチ』
「大切なのは乾燥を防ぎ、これ以上、刺激を与えないようにすること。焦るとパワフルな美容液やマスクに頼りがちですが、逆効果。肌をこすらないように化粧水をなじませてたっぷりうるおし、乳液やクリームでフタをしてうるおいをキープする、ベーシックなケアのみに。ゆらぎかけた肌はベタつきなどに敏感に反応してむずがゆくなることもあるので、肌にすんなりなじむものを選び、肌が回復するのをジッと待ちましょう!」
LOTION
EMULSION & CREAM
トラブル回避ケア
『日中はバームをちょい足し! マスク内を湿潤状態に』
「マスクをはずした瞬間に水分が蒸発するため、肌がパサッとしがち。そこでマスクをつけ直す前にバームを手のひらになじませてオン。これがマスクに水分が吸われるのを防ぎ、摩擦予防の緩衝材的な役割も。マスクで密閉されることで肌が蒸されて湿潤環境になり、より濃密に保湿されるメリットも」
トラブル回避ケア
『体の内側からも立て直す、全方位ケアを徹底』
「日頃からミネラルウォーターで新鮮な水をたっぷりとりながら、タンパク質や油も摂取してうるおった肌を育むのが基本。そのうえでゆらぎの予兆を感じたら、バリア機能が低下した肌に不足しがちなセラミドやコラーゲンを増やしたり、細胞の修復をはかるサプリでアシスト。よりスピーディな回復が見込めます!」
撮影/天日恵美子(人物)、高橋一輝(近藤スタジオ/静物) ヘア/大野朋香(air) スタイリング/有本祐輔(7回の裏) 取材・文/楢﨑裕美
Edited by 中田 優子
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