教えてくれたのは…
ヘア&メイクアップアーティスト
中野明海さん
中野明海流・目からウロコの透明感メイクキーワード
ナマ身の人間感より“妖精感”が大事
透明感って元気な血色感の対極にあるもの。だからメイクでそれを表現する場合は、あえてリアルな血色やツヤを排して、妖精めいた雰囲気を醸す色や質感を選びましょう。
立体感を出そうとしない
彫り深な目元を演出する緻密なグラデや、骨格の印象を操るシェーディングは御法度。影色を使って立体感を出そうとすると、少なからず“頑張ってる”感が出てしまい、透明感が阻害されてしまうのです。
肌づくりで8割決まる
発光感は欲しいけど全体をパールのハイライトなどでつやんつやんに仕上げてはダメ。鼻先や頬の高いところなどツヤが欲しい部分以外はパウダーで極薄のヴェールをかけて、すべさらな質感に仕立てて。
イキイキ感はいらない
透明感に限って言えば、ヘルシーさは不要です。青白い不健康そうな肌にする必要はないけれど、イキイキしてなくていい。触ったら消えちゃいそうな儚さを目指して。
【中野明海の透明感メイク・目次】
- 肌の透明感を作るのは“マットなお粉”!【透明感メイクの新常識】
- チークは思っている“半分の範囲”でいい!【透明感メイクの新常識】
- 眉もアイメイクも“抜く”勇気とテクニックを持とう!【透明感メイクの新常識】
- 赤でもベージュでも大丈夫! 透明感を引き出すリップの法則【透明感メイクの新常識】
透明感ベースのポイント
ほうれい線やクマの上、頬骨の下にツヤがあると老けて見えるし、顔が下がってしまいがち。透明美肌を作るのに必要なのは、マットなパウダーで“いらないツヤ”を消しておくこと!
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肌の透明感を作るのは“マットなお粉”!【透明感メイクの新常識】
妖精感を出すチークのポイント
透明感メイクにおけるチークの役割は、肌色を冴えさせつつ、妖精みたいなイノセントなムードをまとうためのもの。そのために、チークは思っている半分の範囲で十分なんです!
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チークは思っている“半分の範囲”でいい!【透明感メイクの新常識】
眉は縁取らない・目元は抜く勇気を持つ
眉もアイメイクも、濃くなればなるほど透明感から遠ざかってしまうもの。だから、思い切って“抜く”ことが重要! フォルムがさりげなく際立ち、ちょうどいい目力が手に入るテクニックを大公開。
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眉もアイメイクも“抜く”勇気とテクニックを持とう!【透明感メイクの新常識】
主張のあるリップで透明感を引き出す
赤や青みピンク、もしくはヌーディな色。どんな色でも、透明感を出すことは可能。大事なのは、肌やアイメイクとのバランス! 色やツヤで唇の存在感を出して、より肌の透明感を引き出して。
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赤でもベージュでも大丈夫! 透明感を引き出すリップの法則【透明感メイクの新常識】
撮影/菊地泰久(vale./人物)、高橋一輝(静物/近藤スタジオ) モデル/森絵梨佳 ヘアメイク/中野明海 スタイリング/川崎加織 取材・文/中川知春
Edited by 並原 綾
公開日:
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