化粧水
【1】コットン全体に化粧水をたっぷり
乾いた部分が残ったままコットンが肌に触れると摩擦になってしまう。化粧水はひたひたになるまでたっぷりと!
【2】コットンをなでるようにすべらせる
顔中くまなくコットンをすべらせて、化粧水を広げる。目尻や小鼻の脇など、細かい部分はコットンを折ってオン。
【3】“追い”化粧水の後にハンドラップ
さらに手のひらに化粧水を取って全体になじませる“追い”化粧水を。その後、ハンドラップして浸透をアップ。
\しぼんだ肌もふっくら/
美容液
【4】美容液の量は1.5倍が目安
美容液も水分と考えて。規定の1.5倍の量をただのせるだけでなく、肌の上で遊ばないよう浸透させる。
【5】顔全体に優しくプレスしながら広げる
スキンケア中のながらマッサージは摩擦の原因になるので絶対NG。手のひら全体になじませて優しく押しあてる。
\透明感UP/
【6】細かい部分も指先で忘れずに浸透させて
細かい部分(目まわり、口角、小鼻の脇)は指先でプレス。美白美容液の場合、焼けやすい頬には少量重ね塗りを。
【7】ハンドラップでじんわり浸透
顔〜首にくまなく広げたらハンドラップして浸透をサポート。この時点で乾燥を感じたら、“追い”美容液をしても。
【ここまでで2分】
クリーム
【8】クリームの量は1.2倍が目安
ここまでのステップで入れ込んだ成分が逃げずに、さらにしっかりと浸透させるため油分でフタを。
【9】手全体をすべらせて顔全体に広げる
クリームを手のひらになじませて軽く温めたら、内側から外側に向かってのばし広げる。首筋までまんべんなく!
\ツヤ&ボリューム出し/
【10】シワが気になる部分はジグザグ塗り
目尻やほうれい線、口角の下などは、シワの中までクリームを入れ込むようにジグザグ塗りして指先で軽くプレス。
【11】首筋までしっかりのばし広げて
顔のカーブに手のひらを沿わせてハンドラップして浸透をサポート。顔だけでなく首筋までしっかり行って。
日焼け止め
【12】ケチケチせず量はたっぷり
顔だけでなく首の後ろまでくまなく紫外線ブロックの“膜”を張るためたっぷりと。小豆粒2個分くらいが目安。
【13】まず5点置きして顔全体に広げる
両頬、鼻先、額、あご先にのせたらそこから顔全体にのばし広げる。鼻の下や小鼻横の細かい部分はトントン塗りで。
【14】シミ多発ゾーンはさらに重ね塗り
頬骨のあたりなど、顔の中でも高い部分は日に焼けやすいシミ多発ゾーン。さらに日焼け止めを重ね塗りする。
\重ね塗りで鉄壁ガード/
【15】他のステップ同様ハンドラップを
今回のハンドラップは浸透ではなく、密着を高めることが目的。このステップでメイクくずれしにくくなる。
【ここまでで5分】
マッサージ
【16】頭皮をグリグリしてリフトアップ
“グー”にした第二関節を頭皮に当てて小刻みに動かす。1ヵ所3〜5秒くらい。鉢まわり、衿足は特に念入りに。
\仕上げにリフトUP/
【17】鎖骨の下もまんべんなく!
“グー”にした第二関節で耳の後ろから鎖骨に向かって流したら、鎖骨の下を円を描くようにグリグリと刺激する。
【18】耳をモミモミして顔色を晴れやかに
リンパやツボが集まる耳を刺激して、血流アップ。耳全体を指先で揉んだり、耳を外側に軽く引っ張ると効果的。
\血流をよくして肌ツヤUP/
【19】髪を上方向にギュッ!と引っ張って血流UP
仕上げに髪を両手で一束ずつ摑んで、上方向にギュッと引っ張る。頭皮が刺激されることで、目がパッチリ開く。
【ここまでで8分】
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撮影/岩谷優一(vale./人物)、高橋一輝(近藤スタジオ/静物) ヘア/津村佳奈 スタイリング/石関靖子 モデル/神崎恵 取材・文/中川知春
Edited by 岡部 奈央子
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