教えてくれたのは…
ヘア&メイクアップアーティスト
中野明海さん
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「透明感メイクにおけるチークの役割は、ヘルシーな血色を演出することではありません。肌色を冴えさせつつ、妖精みたいなイノセントなムードをまとうためのもの。頬の上側の狭い範囲に青みピンクのチークをふわり。限定的に色をのせることで、頬の可愛い丸みが強調されるし、肌色をくすませる凸凹も気にならなくなるのです」
妖精感を出すチークのポイント
・頬の上半分にだけ入れる
広く入れすぎると頬の面積が拡張されて顔が大きく見える。頬の高い位置に狭く入れることで繊細な印象に。
・付属の小さなブラシでOK
チークブラシは広く淡く色がのる大きめのものより、狙った部分に限定的な色づけができる小さめがおすすめ!
・パールの少ないものを選ぶ
透明感メイクに関しては、頬のツヤは不要です。パールがギラッと発色しない透け感のあるタイプを選んで。
透明感チークの入れ方MAP
頬の高い位置はやや強めフェイスラインは淡めに
チークをのせる位置は、頬骨の上を中心に目幅よりやや小さめの横長楕円形に。ふわっと広くぼかさず、小さめブラシで狭めにのせるのがポイント。頬にのせたらブラシに残った分をフェイスラインにごくごく淡くオン。柔らかくて優しげな色の気配をまとうように。
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3を二重幅よりやや狭くのせ、4を上まぶたのキワと下まぶたの目頭下にのせる。上唇の山が丸くなるように輪郭を補正しながら、1を唇全体に直塗り。
撮影/菊地泰久(vale./人物)、高橋一輝(静物/近藤スタジオ) モデル/森絵梨佳 ヘアメイク/中野明海 スタイリング/川崎加織 取材・文/中川知春
Edited by 並原 綾
公開日:
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