美容家 石井美保さんの場合
“ファンデで肌を隠すのをやめました。メイク、服、気分まで軽やかに”
以前の私はベースメイク=隠蔽(笑)。色ムラもシミもすべて完璧に隠すことが命でした。だけどマスクが日常になり、そのベースメイクが重くくずれやすいと感じるように。アリィーのニュアンスチェンジUVと出合ったこともあり、ベージュの粉体で覆わなくても潤いやトーンで美肌印象はつくれると実感。肌が軽くなったぶん、似合うメイクや服の幅にも広がりが。
美容エディター 松本千登世さんの場合
“人のためにつけていた口紅が、実は自分の心のエネルギーだったんだと気づかされました”
社会人として必要だからと半ば義務的につけていた口紅。だけどマスクで口元が隠れるようになった今、唇を彩る行為そのものが私にエネルギーを与えていたのだと気づきました。若く見えるとか、顔色がどうとかではなく、純粋な喜びがそこにはあり……。今まで敬遠していた色すらも、楽しめるように。
医師 友利新さんの場合
“肌に「触れる」時間は【減】、肌について考える時間は大幅【増】に!”
乾燥、日焼け、摩擦。肌のために“やらない”と心がけてきたこの3つ。ですがマスク生活下では、3つのうちの特に摩擦を避けることが難しく……。しかもお手入れするには肌を触らなければならず、触ればどうしても摩擦が起こる。なので一品で何役もこなせるアイテムに頼り、“触れる”を軽減。さらに今、肌が何を欲しているのかを今まで以上に観察するようになりました。
取材・文/中川知春
Edited by 並原 綾
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