目的に合わせて、いつもの下地にプラスオン
教えてくれたのは…
メイクアップアーティスト
佐伯裕介さん
Beauty Direction所属。美しい肌づくりに定評が。著書に『自分のままで圧倒的に美しい』(ダイヤモンド社)。
【トーンアップ】 “色”を感じないくらい極薄でつけて
「血色が悪く見える人や、乾燥肌でくすんで見える人はピンク系の下地をプラスしてトーンアップ。全体に重ねると白浮きして見えるので、目のまわりなどカサつきがちな部分に限定を」
A. みずみずしいツヤ感とテカりにくさが両立した下地
B. 肌表面の細かい凹凸を整えて透明感と血色感をプラス
【赤み対策】 小鼻などピンポイント使いで赤み消し
「赤みは広範囲というよりも、小鼻や口角といった部分的に目立つ色ムラ。グリーン系の下地を必要に応じてプラスを。その場にとどまらせるイメージで、タップしながらのせて!」
C. グリーンパールを配合して赤みやくすみを目立たせない
D. 顔料フリーでもグリーンの効果でクリーンな肌に!
【くすみオフ】 黄みの強い肌におすすめ
「肌が焼けやすい人やイエローベースの人は、影っぽいくすみが出がち。オレンジ系下地を、目のまわりのクマっぽく見える部分を中心にプラスすることで、血色がよく見えます」
E. 肌を暗く見せる青みの影をコントロールできる
F. ありそうでなかったコーラル系のカラー下地
【ハイライト使い】 ハイライト代わりに使うとメリハリ顔
「肌に透明感をもたらすラベンダー色は、ハイライト使いでメリハリ感を引き出す役目をまかせましょう。目の下にのせるのがおすすめです。目頭より内側から目尻に向けて塗って」
G. アジア人特有の黄みを調整してきれいな素肌に見せる
H. 黄みを抑えながらパッと明るくトーンアップ
撮影/三宮幹史(人物)、藤本康介(静物)取材・文/丸岡彩子 構成/佐野桐子
Edited by 佐野 桐子
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