“作り込みすぎないさりげなさが旬のスタイル”
7月初旬に東京で行われたステラ マッカートニーのコレクションのプレゼンテーションでヘアを担当した、マサ・ホンダさん率いる「アヴェダ ジャパン クリエイティブ チーム」。ステラが彼らにリクエストしたのは、抜け感のある自然なスタイリング。今季はとにかく「抜け感」がヘアのキーワード。いかにもアレンジしています!という気張ったヘアスタイルでは、最先端のファッションを纏ったり、トレンドのメイクをしたりしていても古い印象を与えてしまう。
「今回のコレクションもそうでしたが、作り込みすぎていないスタイリングが今っぽいですよね。ステラのヘアのイメージも、ケアフリー(=何もしない)とクールの間というものでした。プロがこてこてに作り込んだ感じではなく、それぞれのモデルの個性が立つようにと。だからショーではナチュラルなウェーブを中心としたスタイリングをしました。きちんと手入れはしているけれど、あくまでも自然がトレンド感を出すポイントなんです」
ショーモデルのスタイルはトレンドのナチュラルなアレンジ
“ナチュラルなスタイリングに湿気は大敵”
「日本の夏は湿度が高いから、ナチュラル質感のヘアスタイルは崩れやすいんです」とマサさんが言うように、ゆるスタイリングの最大の敵は湿気。高温多湿の日本の夏にこれをキープするのは至難の業。ばっちりキメキメのスタイリングなら固めるスプレーでバリバリに固めるという手もあるけれど、それでは自然で柔かな質感が台無しになってしまう。このスタイルをキープするには一体どうしたら?
この3つのアイテムがショーで大活躍
”固めずにプレケアでキープが今っぽいヘアのコツ”
マサさんが使ったのは、アヴェダの人気商品、ダメージレメディー シリーズ デイリー リペア。実はこれ、洗い流さないトリートメント。トリートメントでスタイルキープできるの?と驚いた人も多いはず。そんな疑問にはこんな答えが。「なぜ湿気でスタイリングが崩れてしまうかというと、乾燥した髪に水分が入り込んでしまうから。特に傷んだ髪の毛はさらに水分を取り込んでしまう」のだそう。つまり、「髪の毛にたっぷり栄養分を入れ込んでおけば水分が入り込む隙がなくなる」というわけ。このように万全のプレケアをほどこしてからスタイリングすれば、湿気でスタイルがへたっちゃう心配は無用。「ショーの緩やかなウェーブ質感スタイルは、これに加えてピュアアバンダンス スタイル プレップでボリューム感もプラスし、エアー コントロールでフィックスさせています」
ニュアンスをON
“天気の悪い日は1.5倍”
雨の日など、湿度がいつも以上に高いときもスタイリング剤の量を調整することでゆるいアレンジをキープ可能。「ショーのときはこれを普段の4倍(笑)たっぷり使ったんですけど、通常なら1.5倍くらいの量でOK。アレンジする前にしっかりと栄養分を与えて髪の毛を“満腹”にすることで、湿気が髪に入り込むのを徹底的にブロック」すれば「どんな天気も対応できる」のだとか。
スタイリング前にたっぷりとデイリーリペアを髪に入れ込む
このテクのさらに良いところは、髪に優しいということ。トリートメントでケアしながらスタイルを作っていくので、スタイリングするごとに髪がキレイになっていくかも!?これは「アヴェダの信念」にも通ずるものでもある。固めないスタイルキープ術で、旬なヘアアレンジを楽しんで!
このアイテムをゲットできるチャンスはコチラをCHECK!
http://i-voce.jp/feed/7247/
Edited by 松本 紗野
公開日:
この記事に登場したコスメ(2件)