いろいろな方からのアドバイスを咀嚼しています(はる)
VOCE編集部
お二人は、メイクやコスメのトレンド情報はどこから取り入れてますか?
荒川
私は、もう、YouTubeだったり、妹からのクチコミだったり、あらゆるところから取り入れています。私は、ギャルメイクだけじゃなくて、いろんなメイクを見て、それを融合させてるんです。ギャルなアイメイクにK-POPアイドルの涙袋メイクをプラスしてみよう、とか。
VOCE編集部
なるほど! ギャルメイクのハイブリッド版ですね(笑)。
はる
私は、いろんな方からの「こうした方がいいんじゃない?」というアドバイスを自分なりに咀嚼して取り入れる、といった感じです。
荒川
あ、私も、SNSでいただくコメントやDMも情報源にしています。「眉毛、こうした方がいいんじゃないですか?」というコメントをいただいて形を研究して変えてみたり。
ギャルメイクをしていない自分は自分じゃない(荒川)
VOCE編集部
Tik TokやInstagramで荒川さんのナチュラルメイクが話題になりましたね?
荒川
バズりました(きゅんですポーズ♡)! tiktokやDMなどにコメントも3300件ほどいただいて。
はる
きゅんです♡、ちゃうねん! 確かにバズってはったけど(笑)。
VOCE編集部
絶賛コメントばかりでしたよね? それでもやっぱりギャルメイクを貫く理由は?
荒川
(ギャルメイクじゃないと)自分が自分じゃなくなる気がするんです。他人になった気分というか。メイクで喋り方や仕草もすごく変わってしまうから。
VOCE編集部
「カラーコンタクトを着けていないと恥ずかしくて目を合わせられない」っていうお話と同じ感覚ですね。
荒川
だから、メイクの力ってすごいなって思います。見た目だけじゃなくて内側からも自己演出スウィッチが入るというか!
VOCE編集部
荒川さんはメイクで時代に立ち向かっている印象もあります。個人的な話ですけど、90年代くらいには荒川さんみたいな方がメインストリームだったので。荒川さん世代にとっては、「懐かしい」じゃなくて「新しい」だとも思うんですけど。
荒川
ネイルサロンに行っても「こんな長いネイル、久しぶりです」って言われたり、美容室に行っても「こんな明るい色に、最近誰もしてないないわ〜」って言われたり(笑)。今、カラコンなんて、14.5mmが全然見つからなくなってしまって探すの一苦労ですもん。でも、「ギャルメイクをして会社に行ったら、いつもと気分が変わって1日楽しかったです」っていうコメントもいただいたりして、すごく嬉しくて、もっともっと追求せな! って思っています。
VOCE編集部
自分の“好き”を体現している荒川さんに勇気をもらっている人も多いですね、きっと!
荒川
よく「自分を貫いていて尊敬します」と言っていただくんですけど、そんなつもり全然なくて。自分の着たい服を着て、したいメイクをして、生きたいように生きている、ただそれだけです!
はる
本当にそれだけやね!
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