【プロフィール】
右:ツッコミ担当・はる、左:ボケ担当・荒川
2016年結成。TikTokでは荒川のギャルものまねが話題を呼び、バラエティ番組を中心に活躍。
メイクは自分を好きでいられるためのツール(荒川)
VOCE編集部
お二人にとってメイクをする理由を教えてください。
荒川さん(以下、敬称略)
昔から自分の顔がめちゃくちゃ嫌いやったんです。周りには可愛い子がたくさんいて。すごくコンプレックスでした。それが初めてカラコンをつけた自分を鏡で見たらハッとして……。自分の顔を少しだけ好きになれたんです。それがキッカケでメイクを始めて、「メイクってほんまに最高!!」と思うようになって。
VOCE編集部
メイクを始められたのはいつ頃?
荒川
カラコンをつけ始めたのは中学2年生。それからは、もう裸眼じゃ人と目を合わせられないくらいに必需品になっています。
VOCE編集部
裸眼は、裸で出歩くような感覚ですか?
荒川
そうです! そうです! カラコンをしてメイクをしている自分の顔が私のデフォルトになっていて、この顔こそが私の素顔という感覚です。
VOCE編集部
メイクは自分らしくいられるためのツールというわけですね。
荒川
本当にそうです。あれだけ自分の顔が嫌いやったのに、今では私のメイクをほめていただくことも増えて。自分が堂々としていると、周りからの視線も変わってくるような気がしています。
VOCE編集部
メイクをすることで内面にも影響が出て、好循環になっていますね!
荒川
はい。単純に街を歩きたくなるし、誰かに会いに行きたくなります。だから、メイクをする理由は……私の場合は「自分を好きでいられるから」です!
メイクは、よりファッションを楽しむために(はる)
VOCE編集部
はるさんはどうですか?
はるさん(以下、敬称略)
私、ちゃんとメイクを始めたのが芸人になってからなんです。ボーイッシュな服が好きなので、メイクをすると服装とのギャップが出ちゃうかなって思って少し(メイクを)敬遠していた部分があって。
はる
でも、荒川の影響もあってメイクに注目するようになって、マニッシュな服を着ている方でもギャルメイクをされていたり、キレイ系のメイクをされていることに気が付いて。そういうファッションとメイクのバランスも素敵だな、メイクって自由なんやなって思ったんです。ファッションを楽しむために、メイクを勉強するようになりましたね。
デパートのコスメ売り場はパワースポット(荒川)
VOCE編集部
はるさんはメイクを勉強中とのことですが、お互いに情報交換というかメイクに関してのコミュニケーションはありますか?
はる
誕生日など特別な日に似合いそうなコスメをプレゼントしたりしています。
VOCE編集部
そのおすすめコスメをはるさんは素直に受け止める?
はる
はい! メイクに関しては荒川の方が断然、感度が高いので。
荒川
先日、はるの誕生日やったんですけど、高島屋に引っ張り出して、お店のお姉さんに「この子に合うファンデーションの提案をお願いします!」って鏡の前にぶち込んで(笑)。
はる
普段あんまり行かない場所なのでテンション上がりました。
VOCE編集部
コスメ売り場って、行かない人はまったく行かない場所ですものね。
荒川
私は、買わへんけどよくパトロールに出向きますもん。なんか、コスメ売り場に行くと毎回泣きそうになるんですよ。
VOCE編集部
えっ! と、言いますと?
荒川
ずーっと手の届かない場所やったんです。きらびやかじゃないですか。でも最近は、足を踏み入れるともっと頑張ろうって思えるように元気をもらえます。私にとってはパワースポットみたいな場所なんです。
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ギャルメイクをしていない自分は自分じゃない
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