教えてくれたのは…
ヘアメイクアップアーティスト
笹本恭平
1982年生まれ、熊本県出身。2013年よりilumini.incに所属。卓越したセンスとオリジナリティ溢れる抜け感の作り方に定評があり、「笹本さんがヘアメイクをすると誰でも圧倒的にお洒落になる」と、ビューティ誌、ファッション誌ともにひっぱりだこの大人気ヘアメイクアップアーティスト。愛称はささにぃ。http://www.ilumini.jp/artist/kyohei_sasamoto.shtml
笹本さんによれば、大人の女性にとって最も大事なのは、ベースメイクと眉メイクをきちんとすること。正直、肌が品よくツヤッと仕上がっていて、眉が時代にマッチしてさえいれば、メイクは半分完成したも同然。それ以外のアイメイクやリップは、極端な話、たとえお遊び感覚でしたとしても素敵な顔つきになれるレベル。だから、ベースメイクと眉メイクだけは何をおいてもきちんと向き合ってほしいのです。
特に、眉は時代が最も反映されるパーツ。令和の今は、眉は自然な毛並みが感じられるナチュラル感と存在感があり、抜け感もある仕上がりの方が圧倒的に魅力的に映ります。キレイに描きすぎるほど印象が古めかしくなってしまうので、ぜひ下記のhow toを参照に、この機会にアップデートしてみて!
今回は、そんな笹本式の絶対に失敗しない、誰でも垢抜ける「洒落コン眉」の書き方を徹底解説!
ラフで自然! でも意志がある!
【 #洒落コン 眉の作り方】
自然な毛並みが感じられて存在感も抜け感もあるのが#洒落コン眉の3大条件。
眉毛がしっかり生えてる人もあんまり生えてない人も、やり方は同じだよ〜!
<START>
アイブロウブラシは事前に先端を曲げておく
手の角度をそこまで添わせなくても眉に簡単にフィックスできるから、スクリ
ューブラシは角度をつけて使うのが僕流。30°くらいがオススメだよ~。
01 下から上に向かってブラシで眉をとかす
スクリューブラシを横向きに当てて、下から上に向かってとかすところからスタート。立体感を仕込むために重要なステップだからはしょったらダメ。
02 筆で中段の色をとり眉頭から眉尻へふわっ
アイブロウパレットの中段のブラウンを筆にとり、眉頭から眉尻に向かってサササッとなじませる。眉に道筋を作ってあげるイメージ。ンと点でなじませて、帳消しに!
03 パウダーをのせてもなおまばらな部分に描き足し
2まで終わったら一度眉とにらめっこ。眉毛が足りない部分にアイブロウペンシルでちょっとずつ描き足していく。
04 下から上に向かってクリアマスカラをのせる
眉の下から上に向かってクリアマスカラでとかし上げていく。眉頭から眉山に向かって位置をずらして立体感をつけていこう。眉尻は触らなくてOK。
05 ブラシで眉を持ち上げてドライヤーの冷風を当てる
スクリューブラシで眉の下から毛並みを持ち上げた状態で、ドライヤーの冷風を当てる。このひと手間で、眉の毛並みと立体感を形状記憶させよう。
06 まばらな部分にリキッドで一本一本描き足して仕上げる
5まで終わって、もし毛が足りないところがあったらリキッドで描き足す。1本描くごとに仕上がりをチェックすればやりすぎになる心配もナシ。
<FINISH!>
笹本恭平さんのメイク論をもっと知りたい方はこちら!
撮影/菊地泰久(モデル)[vale.]、山口恵史(物) スタイリング/高木千智 ヘアメイク/笹本恭平[ilumini.inc] モデル/佐々木希(カバー)比留川游、佐藤晴美、井桁弘恵
Edited by VOCE編集部
公開日:
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