大量のプチプラを試した久保雄司さんが選抜したアイテムを一挙公開。「価格は安く、クオリティは高いのが今のプチプラ。気軽に新しいメイクに挑戦できて、旬を顔に取り込める醍醐味を楽しみましょう！」
◆キャンメイク
女心を掴むのがうまいプチプラの女王
「圧倒的な安さで、他で見たことがないような新しくて今っぽいコスメを生み出すキャンメイクは、僕にとってのプチプラクイーン！女の子が欲しいと思う、うまいところを突いてくる感性が今期も存分に発揮されています」
A.ウィンクグロウアイズ 01 ￥500／井田ラボラトリーズ
【しっとり濡れたようなツヤ感がめっちゃキレイ！】
「ギラギラしないパール感と、濡れツヤの質感がたまらなくいいですね。するするとしたテクスチャーにも脱帽」。定着力抜群で、二重の溝にも溜まりにくい。
B.ステイオンバームルージュ 13 ￥580／井田ラボラトリーズ
【唇そのものがキレイに見える、透ける色づきがいい】
「唇を隠しすぎず、むしろ自然な血色感を引き立てるような発色がいい」。このローズピンクは、肌のくすみを飛ばす効果も。
C.クイックエアリーアイブロウ 01 ￥600／井田ラボラトリーズ
【眉毛にしっかり絡んで発色するから、薄眉でも濃い眉でも使える】
ルースパウダーをチップでつける新感覚のアイブロウ。「今期はテクスチャーも形状もいろんなバリエーションが出てきたアイブロウの中でも、ペンシルのような描きやすさでパウダーのようにふんわり仕上がる、眉メイクが苦手な人のお助けアイテム」
“ローズっぽいブラウンの目もと、可愛くて色っぽい”
（ウィンクグロウアイズ 01 使用）
◆ヴィセ
カラーセンスのよさは右に出るものなし！
「色のバリエが豊富で、好きな色が必ず見つかるブランド。頬にも唇にも使えるマルチアイテムの火付け役でもありますけど、今期の新作は目もとまで使えるように、枠に捉われない“自由”さもヴィセの魅力ですね」
A.ヴィセ アヴァン マルチスティックカラー 各￥1800（編集部調べ）（右から）006、003／コーセー
【ヌケ感のあるワントーンメイクが楽しめる２色】
頬と唇、目もとの3パーツに使えて超万能。「実は、パーツごとに決まったアイテムを塗るという僕の概念を覆し、メイクの仕事を始めるきっかけをくれたのが頬と唇に使える“リップチーク”。さらに目もとにも使えるようになって、もう無敵ですね」。003は、焼けた肌にも似合うコーラル。006のレッド系は、上気したような血色感が。
B.ヴィセ リシェ コンシーリング ベース ￥1500（編集部調べ）／コーセー
【驚くほど肌になじんでトラブルが見えなくなる】
「薄づきなのに毛穴や色ムラがあっさり目立たなくなるハイクオリティの下地。チップの肌あたりも軽くて心地いい」。肌を乾燥から守る美容液成分配合。
◆ケイト
骨格や造形コントロールの匠
「僕的には、メイク好きな人が選ぶ、玄人好みのブランドというイメージのケイト。インパクトのあるカラー提案も得意分野だと思いますが、ブラウンの微妙なトーンなど、陰影をつくる色出しが本当に上手で一目置いています」
A.ケイト ネイルエナメルカラー各￥360（編集部調べ）（上から）BU-1、PK-3、PK-2／カネボウ化粧品
【手もとから簡単に流行を取り入れられるネイル】
「筋ムラになりにくくチェンジしやすい塗り心地なので、その時々の気分に合った流行色を楽しんで」
B.ケイト デザイニング アイブロウ 3D EX-5 ￥1200（編集部調べ）／カネボウ化粧品
【眉にも肌にも溶け込むパウダーの固さが絶妙】
「ケイトのアイブロウは、これまでもずっと愛用しています。固すぎず柔らかすぎずのパウダー質感がベストで、まるで本当の眉を生やしたような仕上がりに。ノーズシャドウに使うと、ナチュラルな彫り深感が」。フタの裏は全面鏡で、サイズの異なる両面ブラシ付きと、至れり尽くせり。
◆メイベリン ニューヨーク
プチプラマスカラのパイオニア
「マスカラといえばメイベリンというくらい、まつ毛を思いどおりにできる高品質なものが揃っていますけど、ユニークで使いやすく、トレンドの色ツヤを気軽に楽しめるアイテムが続々登場し、ますます目が離せなくなりました」
A.メイベリン ラッシュニスタ オイリシャス 01 ￥1800 ／メイベリン ニューヨーク
【まつ毛を“濡らす”ような、新感覚の仕上がりにハマった】
「ボリュームでもなくロングでもない、まつ毛を濡らすような超ナチュラルな仕上がりが本当に美しい。塗り方次第でいろんな表情がつくれます」。まつ毛をケアするオイル配合。
B.メイベリン ファッションブロウ ポマードクレヨン BR-1 ￥1000／メイベリン ニューヨーク
【ツヤで立体感をつくるようなワックス風の質感が新しい】
今までになかった、クレヨンタイプのアイブロウ。「濡れツヤ感の出るこういうテクスチャーを使って、眉の質感で遊ぶと今っぽい印象に。髪色を選ばず誰にでも合いやすいアッシュ系ブラウンの色出しもハイセンス」
C.メイベリン ビビッドマットリキッド MAT4 ￥1500／メイベリン ニューヨーク
【するするふわふわのムースみたいな塗り心地がクセになる】
唇をふんわり見せる、ソフトマットな質感のリキッドタイプ。「オススメは、肌からふわっと浮くような蛍光っぽいコーラルピンク系。唇にのせた後、指でなじませるとちょうどいい発色になります」
“しなやかな濡れまつ毛 すごくそそられません？”
（メイベリン ラッシュニスタ オイリシャス 01 使用）
◆スウィーツ スウィーツ
トレンドを抑えた色と質感に注目
「このブランドは、リキッドっぽいアイテム作りが上手なんですよね。濡れ感が重視されるアイグロスも、適度なみずみずしさでフィックスが早く、ヨレにくい。気軽に塗れて、発色や輝きのコントロールがしやすいのも利点です」
スウィーツ スウィーツ スパークリング アイグロス 各￥900／シャンティ
「流行をさりげなく取り入れられるアッシュがかったスモーキーな色揃え」。塗った後、触らずにいると濡れツヤ感がUP。塗ってすぐに指で叩き込むとラメ感が湧き上がる仕組み。質感と輝きで遊べる便利な逸品は、アイライン的にも使える！
A.カラー…05
大人の可愛さが出るモーヴピンク、さすがの色みです。
B.カラー…06
手軽にまぶたの陰影づくりができるグレージュ系。
C.カラー…07
繊細なゴールドはアイシャドウベースにも活躍。
◆DHC
メイクものも優れていることを大発見
「正直、スキンケアのイメージが強かったんですけど、今回初めてメイクアイテムを使って質感と発色のよさに驚きました。指でつけてもムラにならないクリーミーなテクスチャーで、ファンデーションを選ばずに使えそうなのも魅力」
クリームチークカラー 各￥1400／DHC
「クリームチークなのに肌にのせるとサラサラして、まったくベタつかないところがスゴイ。白は目もとに使うのもオススメ。アイホールよりややオーバーに入れておくと、目もとに透明感が」。毛穴や凹凸をカバーする効果もあって、肌の潤いを守る美容液成分配合。
A.カラー…PK01
可愛さを狙うなら上気したような血色感のこのピンクでしょう。
B.カラー…AP02
夏にぴったりのオレンジは、肌なじみのよさも見逃せない。
C.カラー…WT04
ハイライトカラーはCゾーンの他、アイベースにも。
“にじみでるような発色とツヤで、美肌にも！”
（クリームチークカラー PK01 使用）
教えてくれたのは
雑誌やインスタで発信するメイクが、常に話題沸騰。愛用のコスメは続々完売する、影響力絶大のアーティストであり、表参道のヘアサロン「SIX」代表。＠six_kuboyuji
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撮影／寺田茉布（LOVABLE/人物）、相原力、金栄珠（静物） ヘアメイク／久保雄司（SIX） スタイリング／西野メンコ モデル／わたなべ麻衣 取材・文／橋本日登美 構成／鏡裕子
Edited by 鏡 ゆう
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