教えてくれたのは…
ヘア&メイクアップアーティスト
河嶋希さん
やわらかベージュの囲み盛り
パッチリ効果抜群だけど、失敗すると古い印象になりがちな囲みメイク。失敗しないコツは色のチョイスに。
“バランスを意識すれば、メリハリがあるのに今っぽい”
ただ色を濃く盛るというより、“印象を盛る”ことを意識して!
「目ヂカラを出そうと思って、ブラウンなどの濃い色を使って目元全体を囲ってしまうと、一気に昔っぽいメイクになるし、顔色全体がくすんで見えてしまうので注意を。アイシャドウは肌のトーンに近いベージュで、ふんわりと質感を纏うくらいのイメージで囲むと悪目立ちせずにさりげなく盛れます! アイラインも黒やダークブラウンだと重たくなってしまうので、アクセントになるくらいの明るめで赤みのあるラインが今っぽいベストな組み合わせ」(河嶋さん)
◆上品なセミマットで一体感アップ
湿度を感じる繊細な粉体が、肌に溶け込むようになじみ美しく発色。上質なツヤのヴェールで自然な立体感を与え、くすみのない明るく印象的な目元に。
(下)ヴィセ アヴァン リップ&アイカラー ペンシル 019 ¥1200(編集部調べ)/コーセー
◆ほどよい締め感で今っぽさ◎
密着力が高く、汗・水・涙に強いウォータープルーフ処方。温もりのある絶妙なピンクベージュ。リップにも使用可能。
◆その他の使用アイテムはこちら
(左)ジルスチュアート ムーンリット デュー ハイライター 01 ¥3200/ジルスチュアート ビューティ
繊細に輝く偏光パールが、自然で美しいツヤ感を実現。肌なじみのいいベージュの色みも秀逸。
(右)ヴィセ アヴァン リップスティック クリーミィマット 108 ¥1600(編集部調べ)/コーセー
ひと塗りで見たままの高発色を叶えるリップ。潤い感たっぷりのマット質感で、長時間乾燥知らず。
HOW TO MAKE-UP
【EYE】コスメデコルテのアイシャドウは丸みを意識して、チップでアイホール全体に広めにのせる。下まぶたは、涙袋の少し下まで幅広めに。まつげの隙間を埋めるように上下ともに目頭から目尻までヴィセ アヴァンのペンシルを引いたら、ポイントで目頭と目尻にジルスチュアートのハイライトを点でのせる。
【CHEEK】ジルスチュアートのハイライトを頰骨の高い位置から目の下まで逆三角形に広げる。目元を強調するためにあえてチークは色を使わず、ハイライトカラーで血色とツヤ感をプラス。
【LIP】落ち着きのあるブラウンのヴィセ アヴァンのリップを唇全体に直塗りして、色っぽさを演出。
撮影/岩谷優一(人物/vale.)、高橋一輝(静物) ヘアメイク/河嶋希(io) スタイリング/西野メンコ モデル/滝沢カレン 取材・文・構成/大木光
Edited by 大木 光
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