担当編集&ライターが語りつくす! ’21年上半期VOCEベスコス名シーン
VOCEベスコスの酸いも甘いも知り尽くす担当スタッフが語る注目すべき今期の名場面。ここでしか聞けない舞台裏トークも!
ベスコス担当メンバーが語ります
美容ライター
楢﨑裕美さん
美容ライター
穴沢玲子さん
美容ライター
中川知春さん
VOCEエディター
河津美咲
VOCEエディター
並原綾
VOCEエディター
飯島亜未
1.時代に合わせた3部門を新設!
河津
今期ならではの注目ポイントといえば、コロナ禍でニーズが高まった3部門が新設されたことじゃない? VOCEベスコスの部門新設って実は結構珍しいこと。ゆらぎ肌対応、インナーケア、ハンドケアの3部門に該当する製品は、数多く発売されているけれど、コロナ禍で初めてその必要性を感じた人の中にはコレというものに出会えてないケースも。新設3部門がそういった悩みを解決する手段になると期待!
並原
本当にそう思う! とくに、ゆらぎ対応コスメは、定義がないから仕分けがすごく難しくて。だからVOCEベスコスでは、審査の精度を高めるために「抗炎症作用、または、ゆらぎラインに属するもの」と限定したけれど、それが正解だった!
中川
そのルールのおかげで、より“結果の出るゆらぎ対応コスメ”を限定できたからね。その正確さがVOCEの自慢だし! それから、新しい生活様式の必需品になったハンドケアも新設されたのでチェックしてほしいな。昨年は、除菌しながら手肌を保湿するものが多かったけれど、今回は、除菌と保湿を別に考えたものが多かった印象があるよね。
穴沢
確かに~。去年は、除菌という新たなタスクが増えて、手間を省ける2in1タイプが目立ったけれど、洗浄に除菌……と手を酷使する日々が長く続きそうだから、除菌はサッパリ感を重視して、そのあと保湿はしっかり専用コスメで!と丹念にケアする人が増えたのかも。
飯島
手のケア同様、インナーケアの必要性を訴える人も増えた気が!
楢﨑
新作サプリのリリース情報がすごく多かった気がするな~。
穴沢
その流れにのってインナーケア部門が新設されたけれど、結果、混乱が続く今、何を頼りにすれば……と迷う気持ちを納得させるような信頼のおけるブランドや成分が支持されたっていう感じはあるよね。
楢﨑
同感! 花王が20年以上も研究を続けてきたクロロゲン酸の血流改善力への信頼は強いと実感したよ。
中川
ホント、それ。運動不足とかストレスで血行不良が気になる今、改善のカギとなるタブレットに期待が集中して当然だと思う。
2.進化形の洗顔&クレンジングが大豊作だった!
楢﨑
クレンジング&洗顔部門の全6製品中5品が毛穴特化型って、結構なニュースじゃない? もう一品のクレ・ド・ポーもふき取りなのに毛穴汚れにも対応してるし。まさに今の時代を象徴しているよね。
穴沢
マスクで蒸れて、ベタついて毛穴に汚れが詰まって……。スッキリしたい!っていう世の気分がランキングに表れている!
河津
周囲の誰もが「毛穴が……」って口にしていたから、納得の結果という感じ。
穴沢
私なんてもともとテカテカしやすいのに、マスク蒸れで皮脂分泌量がさらに増えちゃって、毛穴も大変な騒ぎ(笑)。NOマスク時代と比べると、毛穴掃除系コスメにお世話になる回数が絶対に増えているわ。
河津
実際、毛穴ケアコスメがデイリーケアに寄ってきている気がしません⁉
楢﨑
使用頻度が高くなっているのは確か。マスクの影響で毛穴も汚れるけれど、摩擦刺激から肌を守ろうとする反応で角質も厚くなりやすいでしょ。「肌を大掃除するケアの回数を増やさなくちゃ追いつかない」って、よく美容家の方とかが話題にしているもんね。
穴沢
そういう影響もあって、今回、肌に負担のない使用感とかケア力っていうのが高く評価されたんじゃないかな。
中川
そうそう! 今回のラインナップは、“毛穴ケア=乾燥”という印象を払拭する使用感! それはクレンジングにも共通していて、1位のTHREEはスクラブインなのに驚くほど刺激レスだし、2位のクレ・ド・ポーは、ゆらぎにくい肌状態に整えるケア力も!
河津
マスク生活が続く以上、毛穴の悩みから解放されないワケで……。ますます毛穴ケア力が進化しそうで楽しみ!
2021年上半期に発売されたコスメの中から美のプロが本気で厳選したベストコスメを大発表!
撮影/伊藤泰寛 取材・文/金子優子
Edited by 並原 綾
公開日:
この記事に登場したコスメ(1件)