引き続きマスク生活でメイク崩れが気になる……
自粛生活中には自己流のマスクメイクを披露してくれた瑞希。マスク生活が続くからこそ、新たなメイク方法が気になっているそう。
「これまで自己流の崩れないメイクを研究していましたが、この先もまだまだ続きそう。乾燥なども気になるので、今までとは違う崩れにくいベースメイク術が気になっています。自分の方法だけだと限界がきているからこそ、プロのテクニックを知りたいです!」(西川瑞希)
教えてくれたのは…
ヘア&メイクアップアーティスト
甲斐美穂さん
ROI所属のヘア&メイクアップアーティスト。トレンドメイクの提案はもちろんのこと、ナチュラルコスメやオーガニックコスメの詳しさにも定評あり。
早速やり方をチェック!
01
メイク前はオイルで保湿。ベース後にティッシュオフがマスト!
まずはスキンケアをしっかりと行い、最後にオイルを塗布してなじませる。上からベースを重ねたあと、最後にティッシュオフを。
「保湿をしっかりすることが大事なので、スキンケアは時間をかけて行うようにしましょう。最後にオイルを顔全体に塗布してなじませたら、上からベースアイテムを重ね、ティッシュで顔を抑えたら完成です。オイルのあとすぐにオフしてしまうと保湿効果がなくなってしまうので、ピグメント入りのベースなどをなじませてからのほうが、余計な油分は落ちつつもしっかりと潤いが残りますよ!」(甲斐美穂さん)
02
崩れ防止下地を仕込んで!
崩れやすい部分にはベースを重ね塗り。眉間や鼻全体、頬の毛穴部分、顎に塗布していく。
「ポアカバー専用下地を、崩れやすい部分にのみ重ね塗りしていきます。この時ただ重ねていくのではなく、クルクルと回しながら伸ばしていくのがポイント。毛穴は形が異なるので、クルクルと回し塗りをすることで均一に入っていきます」(甲斐美穂さん)
03
クッションファンデをトントンとのせる
2層に分かれたFujikoのクッションファンデの、ツヤ部分(下)を顔全体に塗布し、カバー部分(上)は目の下に薄く重ねるように。
「ツヤ層は顔全体に塗布します。中央から外側に向かって、トントンと置きながらのせるように。スポンジにワンプッシュ分のファンデで、半顔分のせるような分量が◎。全体に塗り終わったら、カバー層をスポンジにつけて、目の下に薄く逆三角形を描くように塗布します。眉下や眉間など、赤みが出やすい部分にも重ねると、キレイな肌作りができるはずです」(甲斐美穂さん)
04
大きめパフでパウダーを重ねる
大きめのパフを使い、フェイスパウダーを顔全体に重ねていく。
「仕上げのパウダーはブラシで重ねがちですが、崩れやすい部分でもあるのでしっかりとパフでおさえるのがおすすめです。パフにパウダーを含ませたら、よく揉み込んで余計な粉を落とします。輪郭を外し、顔の中心部分にのみにのせるようにして、崩れにくいベースを完成させましょう! ちなみにパフを選ぶときのポイントは、大きめで毛足が長過ぎず、肉厚のものが使いやすいはずです」(甲斐美穂さん)
05
仕上げはハイライトを!
最後にハイライトをオン。Tゾーンから鼻先、目の下、唇の上にしっかりとのせ、指でトントンと重ね付けを。
「仕上げには、ベージュパール系のハイライトをしっかりとのせていきます。Tゾーンから鼻先にかけてと、目の下の三角ゾーン、唇の上にも指でトントンとおさえながら重ねましょう。思っているよりも大胆にのせてしまったほうが、メリハリが生まれてキレイな肌が作り出せます。スティックタイプのハイライトだと崩れてしまうのが心配かもしれませんが、しっかりとパウダーでおさえてあるので問題なし! ハイライトを重ねることで抜け感を演出できますよ」(甲斐美穂さん)
完成!
「ステップが思ったよりも少なくてとっても簡単! スキンケアをしっかりやっているので肌に潤い感が生まれるから、乾燥が気になるマスク生活でも、ツヤツヤの肌で過ごすことができそうです♡ 仕上げにハイライトを使っているから、ベースメイクだけで立体感が生まれて、メリハリのある顔が完成したのも嬉しかったです。自分でも実践しようと思います♪」(西川瑞希)
シャツ¥17000、リング¥6300/ライフズ(トゥデイフル) ピアス¥16500/プリュイ トウキョウ(プリュイ)
撮影/中島洸(まきうらオフィス) ヘアメイク/甲斐美穂(ROI) スタイリング/滝沢真奈 モデル/西川瑞希 取材・文/戸塚真琴
Edited by 佐藤 水梨
公開日:
この記事に登場したコスメ(5件)