千吉良恵子が提案する「この夏の美女」像とは?
「今シーズンは鮮やかな色やキラキラの質感が多く出ています。でもこれをただ塗るだけでは美女にはなれない(笑)。立体感を出したり、グラデーションをつけたりして、顔になじませる。このひと手間が重要です。遠くから見るといつもと明らかに違うけれど、近くで見てもどこが違うのかわからない。メイクが前面に出てこず、後にはキレイな人だったという印象だけが残る。そんなメイクが理想です」
キラキラシャドウの重ねテクで立体感UP
「キラキラだけだと実は目立たない。輝きは隣に影があってこそ際立ちます。だから目尻にブラウン。立体感が出て、美女に見える効果も高まります」
使ったのはコレ!
ほんのり効いた赤みがセクシーなブラウン
コスメデコルテ AQ MW アイグロウ ジェム BR384 ¥2700
「目尻から内側へ向かって、まぶたのふくらみに沿って1/3にグラデーションさせます」。光の角度で変わる輝きとツヤが、自然な立体感を強調。ヨレにくいのもうれしい。
淡いパープルで透明感と女らしさをプラス
リンメル プリズム パウダーアイカラー 006 ¥800
「アイホールより少し大きくのばしてアイシャドウのベースに」。大粒パールがたっぷり入っているのにつけ心地がなめらか。まぶたにピタッと密着して、粉飛びしにくい。
キラキラ輝きを放ってうるんだまなざしに♡
RMK インジーニアス パウダーアイズ N 24 ¥2200/RMK Division
「まぶたのふくらみと黒目の下に。下は黒目が動いたときのことを考えて、横幅を広く入れるのがコツ」。濡れたようなツヤと透き通るような輝きが美しい。
リップも透明感+キラキラでお揃いに
ディオール アディクト リップ マキシマイザー 008 ¥3600/パルファン・クリスチャン・ディオール(限定発売)
人気リップにピンクニュアンスが女っぽい限定色登場。
HOW TO MAKE-UP
1.パープルをアイホールにぼかして透明感を仕込む
2.上まぶたの目尻側1/3にブラウンの陰影をプラス
3.キラキラを上下のまぶたの中央にたっぷりのせる
教えてくれたのは
ヘア&メイクアップアーティスト 千吉良恵子さん
LA DONNAに20年所属したのち、2012年に自らの事務所cheek oneを設立。活動の幅を一層広げる。明るいキャラクターと、大人の色気が漂う美女をつくるメイクの手腕に、数多くの女優が絶大な信頼を寄せる。
撮影/神戸健太郎(モデル)、伊藤泰寛(静物) ヘアメイク/千吉良恵子(cheek one) モデル/泉里香 スタイリング/コギソマナ(io) 取材・文/永田みゆき
Edited by 松尾 友妃
公開日:
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