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攻めの肝活:1回1分でOK血流をグッと高める肝臓マッサージ
生活習慣を見直すのが"守りのケア"だとすれば、肝臓もむことで元気にするマッサージは"攻めのケア"。自然治癒力を高めれば全身若返りも可能!?
血液を集めて温めて送り出す! この3ステップを1日おきに
マッサージの頻度は1日おきをめどに。強い力で押すとかえって肝臓を傷めることになるので、できるだけ薄い衣服の上から、スリスリとさする、優しくなでる、軽く押すのが基本。効果があるからとやりすぎないように!
肝臓で唯一触れる場所をマッサージ!
【STEP1】手のひらで左右に往復さする
右の肋骨のキワに手のひらをあて、心地よいと感じるぐらいの圧で20秒ほどスリスリとさすり、肝臓に血液を集めていく。
【STEP2】ぐるぐると回すようになでる
肝臓に血液が集まったら、適度な刺激で肝臓を目覚めさせて温度を上げる。右側の肋骨の内側のはじを4本の指で撫でまわす。
【STEP3】両方の手のひら全体で押す
最後は両手を組み、右の肋骨の下半分をはさみ込む。力を入れたり抜いたり、肋骨が動くぐらいの強さで10秒押し、血を全身に。
コチラも実践! 肝臓を温め&休めて免疫力を高めよう! 簡単テク
マッサージのほかにも、肝臓を元気にする方法を高林先生が伝授。いつも働き通しの肝臓を労わって、負担を少なくすることが鍵。
寝る前にカイロで肝臓を温める
疲れてどうしようもないときは、栄養ドリンクを飲むよりカイロで肝臓のお腹側を温めて寝るほうが効率的ですよ。肝臓周辺の血流をアップさせれば肝機能の向上にもつながります。風邪をひきそうなときにも有効です。
食後30分のごろ寝で肝臓を休める
食後は消化のために胃腸に血液が集中、そのあと小腸で吸収された栄養分が血液とともに肝臓に送られます。寝た姿勢で小腸と肝臓の高さを同じにすると、重力の影響を受けることなく血液が回り消化吸収を助けることに。
イラスト/Ayumi Nishimura 取材・文/穴沢玲子 構成/渡辺瑛美子
Edited by 渡辺 瑛美子
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