肋骨の動きがよくなれば、ウエストが現れる!
教えてくれたのは……
YouTube登録者数10万人強カリスマ運動指導者
森拓郎さん
本誌連載でもおなじみの運動指導者。間違ったダイエット知識に喝を入れ、正しい方法を解説するSNSや動画がダイエットに行き詰まる女子に大人気。月額オンラインレッスンは600人以上が受講し、ダイエット・ボディメイク本は累計100万部超え!
リブトレとは?
開いた肋骨を閉じてくびれをつくるトレーニング
リブ=肋骨のこと。胴体を形づくっている肋骨を正しいポジションにおさめて美しい姿勢に戻すことで、自然にくびれができ、首が長く見えるという驚きのメソッド!
Q.どうしてくびれるの?
A.開いた肋骨を閉じくびれの隙間をつくる
肋骨が開いていたり後ろに傾いていたりすると、くびれをつくる隙間がなくなり腹筋もうまく使えなくなる。リブトレでは肋骨まわりの筋肉の機能を高めて、開いた肋骨を閉じ、正しいポジションに導くことで隙間をつくり、つぶれていたくびれを取り戻す。
■こんな人がいっぱい
猫背、反り腰、姿勢の悪い人は、特に肋骨の下部が開いてずん胴体型に。
■リブトレをするとこんな効果が!
肋骨が閉じると、骨盤との間にくびれができるだけの隙間が現れる。
くびれBODYになる【リブトレ】
ずん胴の理由は肋骨にアリ!? リブ=肋骨まわりを鍛えてくびれ復活!
リブトレの前にするストレッチ
①胸伸ばし
壁に手をついて体をひねる
壁の横に立ち、右ひじを肩より高く上げ、軽く曲げて小指を壁につける。体を少し左にひねり、30~90秒キープ。反対側も同様に。
②背中伸ばし
つかんだ脚を上げて背中を丸める
床に座り、右ひざを曲げて左手で右足を外側からつかむ。かかとを突き出しながら脚を上げ、背中を丸めて30秒キープ。反対側も。
【基本のポーズ】
ひざ立ちになり両手を頭の後ろに置く
ひざ立ちになり、肩幅程度にひざを開く。ひじを曲げて、手を頭の後ろに置く。
【ひざ立ち腹筋】
寝て行うより、肋骨を正しい位置にセットして腹筋を刺激できるのがひざ立ち姿勢。お腹を縮める意識を忘れずに。
①基本のポーズ
②お腹を縮め、みぞおちと恥骨を近づける
首を長く保ったまま、みぞおちと恥骨を近づけるようなイメージでお腹を縮めながら、背中を丸めて2秒キープ。10回行う。
【脇腹縮め】
左右の肋骨を交互に締めて、肋骨の動きをスムーズに。お腹を斜めに走る筋肉を刺激して美くびれ完成。
①基本のポーズ
②背中を丸めてから、お腹を左にねじる
お腹を縮めて背中を丸めたら、骨盤は正面に向けたまま、右肩と左の骨盤を近づけるイメージでお腹を左にねじる。
③右手を左の太ももにつけるようにお腹をねじる
お腹を左にねじったまま、右手の甲を左の太ももの外側を目指して伸ばす。②、③を左右交互に10回ずつ行う。
【お腹ねじり】
硬くなりがちなブラのホックのあたりの筋肉を動かすトレーニング。胸が開くのを感じながら行おう。特に体が硬い人はお尻を締めながら行うのがコツ。
①基本のポーズ
②背中をねじって左手を左のかかとに
背中をねじったら、手のひらを上にして左手を左のかかとにつける。ゆっくりと元の姿勢に。腰が反らないよう注意。
③背中をねじって右手を右のかかとに
同様に右手を右のかかとにつける。ゆっくりと元に戻す。左右交互に5回行う。
【背中反らし】
胸を突き出すように背中を反らして、腹筋の前側を刺激。息を吸いながら背中を反らし、吐きながら戻すのがコツ。
①基本のポーズ
②両手を前に伸ばして上体はまっすぐに
両手を肩の高さで前に伸ばす。上体はまっすぐ伸ばし、腰が反らないように注意して。
③お腹を伸ばして背中を反らす
骨盤を前に出すようにお腹を伸ばし、胸を突き出して息を吸いながら背中を反らす。吐きながら元へ。10回行う。
撮影/岩谷優一(vale./森さん) ヘアメイク/イワタユイナ スタイリング/滝沢真奈 モデル/田辺花穂、春輝(VOCEST!) イラスト/小林修治、ヤマサキミノリ 取材・文/山本美和、和田美穂 構成/鏡裕子、飯島亜未
Edited by 岡部 奈央子
公開日:
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