最強の2人がベスコスを深掘り解説【小林ひろ美】と【長井かおり】がベスコスを斬る!
本職スキルは天下一品。そしてキャッチーなワード連発でトーク力もピカイチな2人が、今期おさえておくべきベスコストピックスを紹介。コスメ欲が猛烈に刺激されること必至で、全部欲しくなるので要注意です!
対談したのはこちらのお二人!
ヘア&メイクアップアーティスト
長井かおりさん
対人だけではなく、自分の気持ちをきちんとアゲる好感度メイクの達人。ユニークでわかりやすいテクへの支持率は、トップクラス!
美容家
小林ひろ美さん
肌の奥から光が透けて見えるような超絶美肌の持ち主。アイディアの宝庫で、楽しさと理論が絶妙マッチしたメソッドに信奉者多数。
Q.ベスコスからひもとく今期のビューティトレンドとは?
春夏なのに色合いはシック。でもまとうと華やか。気持ちに寄り添うカラーメイクが豊作でした
長井さん
例年、彩度の高い色が主流になる春夏ですが、コロナ禍2年目を迎えた今年は、安心感を求めるご時世だからか、比較的シック。ピンクでもくすんでいたり、落ち着いたトーンで、気持ちをアゲるというよりは、スッと寄り添うイメージ。
小林さん
明るい色をブチ上げたところで、やっぱり等身大を求めるというか。ベージュやブラウンのブーム再燃を見ても、今はベーシックがフィットするんだな、と思いますね。
長井さん
そして、実際に塗ると、春夏らしくきちんと軽やかで、華やかなところは見事。シャネルのルージュは、安全・安心に過ごしたいけど、どこか熱を帯びていて、気持ちをアゲていきたいというマインドにズバッとハマる、絶妙に心地よいベージュだと思いました。
小林さん
SUQQUのように、人気のアイパレは捨て色ゼロ。“普段使わないものは要らない”という賢い選択をする空気感にもマッチしますね。
◆アイシャドウパレット部門1位/SUQQU
◆マスカラ部門1位/B IDOL
◆口紅部門1位/CHANEL
今、とくにスポットライトを浴びる“目元”。アイケア、アイメイク、アイブロウetc.すべて熱い!
小林さん
目元に浴びるのは注目だけではなく、紫外線も。さらにマスクとの境目部分は、会話するたびにこすれて摩擦が起きます。結果、アラサー含め、どの世代でも、目まわりのシワ、シミ、たるみに悩む人が続出!
長井さん
目元に意識がいくのは自然な流れですよね。とくにリアルで会うときはマスクから上の顔半分という狭い範囲が、顔全体の印象を司ることに。
小林さん
そこにベージュブームがくると、カラーでごまかせないぶん、肌のクオリティが大事になるので、肌磨きをしないと。メイクの上からも使えるギアつきのディオールをはじめ、アイケアが豊作だったのは必然であり、幸いでした。
長井さん
メイクでもチークが隠れるぶん、アイシャドウで血色を補充したくなるし、眉も抜け抜けにはできず、きちんと整えたくなる。それもあってか、眉ものも充実してましたね。
◆アイブロウ部門1位/THREE
◆アイケア部門1位/Dior
◆単色アイシャドウ部門1位/Celvoke
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NEO多機能コスメが台頭
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