【結婚世代の男性のハートに響く！】千吉良さんの「温感美人メイク」オールプロセス

POINT! 【母性がにじむ温感美人】

「男性はメイクの下から素顔が透けると安心するし、その顔を自分だけに見せてくれたと錯覚して、『このコが家にいたら』と妄想を始めます」。だからこそ、結婚を意識する世代には知能犯的ナチュラルメイク。クッションでつくる素顔風肌とほんわりチークで、あったかムードをにじませて、包容力を装うが勝ち。

使ったのはコレ！

A. 素肌＋αのツヤが肌温を引き出す
優しい光沢と血色感を一本で。カネボウ ライトグロウプライマー 30ml ￥4000／カネボウインターナショナルDiv.

B. 上等すっぴん風味が叶うクッション
テカらない素肌っぽさ。ブラン エクスペール クッションコンパクトH SPF50+・PA+++ 全５色 ￥6500／ランコム

C. ３質感で頰の色を自由に操る
ツヤ、ヌード、シアーの３質感で表情自在。インテグレート チークスタイリスト  RD271 ￥1500（編集部調べ）／資生堂

D. 目元もマイルド、優しげカラー
曖昧色で温感を後押し。キッカ ミスティック パウダーアイシャドウ EX34 ￥5500／カネボウ化粧品（限定発売）

E. 素直なピンクが結婚への道
ピュア度の高い正統ピンク。コフレドール ピュアリーステイルージュ PK-313 ￥2500（編集部調べ）／カネボウ化粧品（３／16発売）

【肌】サラ肌で素顔・勘違い作戦決行

「素顔風」であって、決して本当の素顔ではないのがミソ。「ピタッと薄くついて、素肌が透けて見えるようなクッションを選びます」

◆薄づきでも輪郭はしっかり
Bをスポンジに取り、Uゾーンから外側に向けてなじませる。肌のアラが目立ちやすい中央は薄く、輪郭部分はやや重めにつけて。

【頬】目指すはお日さまぬくもり系

コーラルカラーとツヤ質感で、肌に温かみを注入。「頰骨に沿って直線的に入れると仕事風になってしまうのでふわんとつけるのがコツ」

◆楕円形の動きで、頰ポワン
Cのチークを３色混ぜてチークブラシに取る。頰骨の上下に、内から外に向け、楕円形を描くように動かすと、ふんわりつく。

【目元】ほんわかコーラルで頰とワントーン

「目元もコーラル。顔をワントーンでまとめ、包み込み感をアピール」。さらにラインやマスカラも加え、目元がぼやけないように。

◆暖色×ラインで大人の柔目元
Dのオレンジ①を上のアイホールにのばし、グレイッシュブラウン②をキワに入れる。黒のラインとマスカラで引き締めて。

完成！

教えてくれたのは

ヘアメイクアップアーティスト 千吉良恵子さん

撮影：菊地泰久/vale.(人物)、伊藤泰寛(商品)、ヘアメイク：千吉良恵子/cheek one、スタイリスト：程野祐子、モデル：広瀬未花、取材・文：入江信子、構成：藤平奈那子