“夏”真っ盛りですが、8月のコスメカウンターは秋の新色が次から次へと発売となるタイミング。『VOCE9月号』の誌面も”秋”真っ盛りです。
先日の撮影のときに、「猛暑でも秋のブラウンメイクをするコツを教えて!」と犬木さんにインタビューしたところ、「ツヤとシアー感が一番大事」とのこと。こっくりとした秋色は、どうしても重くなってしまうので、秋の先取りメイクには、ツヤ感やシアー感があるものを選ぶのが正解だそう!
「ブラウンシャドウはこの秋欠かせないトレンド色。中でも、このランコムはすっごくキレイ。ブラウンなのに重さはまったくなくて、繊細なきらめきとかツヤ感があるんです」と犬木さんが絶賛。このアイシャドウは、かなり犬木さんのツボにハマッたらしく、「こればっかり使っちゃう(笑)」と、『VOCE9月号』のベージュ&ブラウンのメイク企画でも大活躍でした。トップ画面の森絵梨佳ちゃんの美しいツヤまぶたは、もちろんコレを使ってのメイク。上まぶた全体に広めに塗ってから、下まぶたにも細~く入れると絵梨佳ちゃんの目元に濡れたような魅惑のツヤ感が! 絶対に買い、ですね。これは。
ランコム イプノダズリング 205 ¥3400(8/21限定発売)
ブラウンのツヤまぶたには、どんなリップを合わせるのがベスト?「シアー感のある透けリップを合わせると、暑苦しくない夏顔になれますよ」と、犬木さんがセレクトしたのはキッカのリップ。夏っぽい軽さと透け感があるこのリップは、まるで素の唇そのものがコーラルピンクの粘膜のように見えて、ピュア感と色っぽさのどっちも手に入る色。ズキュン、とくる可愛さです!
キッカ メスメリック リップスティック 22 \3800 /カネボウ化粧品(8/19発売)
ブラウンの目元に、コーラルの透けリップ、ときたらチークはどうすればいい?「目元と唇に色があるので、チークは控えめにするとバランスがとれます」。ほとんど色を感じさせないヌードなオレンジベージュで、さりげないツヤを頬に入れた絵梨佳ちゃんの顔は、目、唇、頬、の足し算引き算のバランスが絶妙。涼やかな印象だけれど、秋の先取り感もあって、こなれてます!
RMK インジーニアス パウダーチークス N EX-11 ¥3000(8/14発売)※8/5 WEB・一部店舗先行発売
犬木さんセレクトの3品を見ていると、ツヤや透け色、ヌードカラーなど、”生っぽい”素の感じを残しながらのブラウンメイクが、こなれた夏顔の雰囲気をつくっているように感じました。きっと9月いっぱいまで残暑も厳しいでしょうが、暑さに負けず、秋のブラウンを軽やかに楽しみたいですね!
photographs:Yasuhisa Kikuchi/vale.(model), Yasuhiro Ito(cosmetics)
hair&make-up:Ai Inuki/agee
styling:Ayumi Takagaki(LOVABLE)
model:Erika Mori
compsition for magazine:Tomoko Oniki
Edited by 鬼木 朋子
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