サバ缶を食べるとやせやすい体質に!
教えてくれたのは…
白澤抗加齢医学研究所
白澤卓二先生
あらゆるメーカーのサバ缶を熟知し、安全性を追求する“サバ缶博士”。加齢の速度をゆるめ、健康で長生きするための食をまとめた著書が大人気。
サバ缶ダイエットの基本
- 二日に1〜2缶でOK
- 長期戦だけど、リバウンドの恐れなし
- 太りやすい体質に悩む人におすすめ
【何でやせる?】やせるホルモン「GLP-1」がアップ
食欲をコントロールし、胃から食べ物が排出される時間を遅くするといわれる“やせホルモン”のGLP-1。その分泌を増やすキーマンであるEPAがサバ缶にはたっぷり詰まっている。そのため、サバ缶を定期的に食べ続けることで、太りにくい体質に。
【何でやせる?】オメガ3脂肪酸で中性脂肪を下げる!
サバ缶に含まれているDHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸は、近年、中性脂肪を減らし、合成を抑える効果のほか、代謝を上げる効果も期待できると研究が進んでいる。悪玉のコレステロールを減らすよう働きかけるなど、メタボ対策としても注目されている。
サバ缶ダイエットを確実に成功させるための5カ条
【その1】水煮をチョイス!
GLP-1の分泌を増やすEPAを摂取するという点では、みそ煮でもOK。ただ、砂糖の使用量が多いため、ダイエットという観点で考えるなら水煮がおすすめ。
天然塩のみで味付け。シンプルで美味。月花さば水煮 ¥319(編集部調べ)/マルハニチロ
【その2】栄養価が下がる前にすぐ食べる
サバ缶に含まれるEPAなどの脂肪酸は、酸化しやすいため、開封後は食べきる習慣を。今は、小さめの缶なども出ているので自分に合ったものを選びましょう。
【その3】2日に1〜2缶食べるとよし
“やせホルモン”、GLP-1を多く分泌させるという目的は、サバ缶を1日おきに食べるだけでも達成できる。ただし、毎日食べるほうが“やせ体質”への近道になる可能性は大。
【その4】缶の汁まで使い切る!
“やせ体質”になるために必要なEPAは、サバの脂に含まれ、煮汁にもたっぷり溶け出している。そのため、より高いダイエット効果を狙うなら汁を余すことなく食べるのが正解。
【その5】たんぱく質と合わせて摂るとさらに効果が◎
サバ缶では補えない卵や肉から摂れるたんぱく質、納豆などの植物性のたんぱく質を含む食材と組み合わせると、さらにダイエット効果がアップ。
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サバ缶絶品レシピ、3品をご紹介!
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