一度習慣化しちゃったから、休んだらダメだと思っちゃう
――想像していたよりも、本気の美容好きで驚いています! 最初にスキンケアを始められたときには、どんなものから入ったんですか?
川谷
2年前くらいにスキンケアを始めたとき、何使ってたんだっけな……。たぶんコンビニとかに売っているトラベルパックみたいな、使い切り用のコスメをお試しで使うところから始めたと思います。色々試して、一度高いスキンケア用品を使い始めたら、洗顔だけでも変わるなっていうのを実感して。ちゃんとお金かけようと思いました。
――本格的にスキンケアを始めてから、効果を実感し始めたのっていつ頃ですか?
川谷
半年後くらいですかね。最初の3ヵ月くらいでわりと、いっつも肌が潤っている状態になりました。自分でも肌がキレイになったなって感じ始めて。その後ちょうど半年くらい経った頃から、自分でも変わったなって思うくらい、テレビ映りも変わってきましたね。特にフェスの写真を見ると明らか。フェスのときってメイクとか全然しないんで、フェスのライブ写真を見ると一番わかりやすいんです。周りからもすごく言われるようになりました。「なんで肌がそんなにキレイになったの?」って。メイクさんにも「またキレイになりましたね」って言ってもらえるようになって、もっとやろうかなって。
――めちゃくちゃ美意識が高い!
川谷
どんなに疲れて帰っても、洗顔からの一連の流れのセットだけは、毎日全部やっています。リンクルショットまで欠かしたことがないですね。たぶん一回も休んでないです。
――もう本当に感動というか尊敬します!
川谷
いや、なんか一回習慣化しちゃったんで、休んじゃうとダメだなって。リンクルショットを使い始めて1年経って、本当にシワが薄くなったんです。前はほうれい線がもうちょっと濃かったんですけど、薄くなったのを実感していますね。おでこのシワなんて今まで気にしたことがなかったんですけど、クリームを塗り始めてからなくなりました。僕、結構いろんな人にリンクルショットを勧めているんですよ。写真家の蜷川実花さんにも、勧めましたよ(笑)。ツアーにもオルタナのセットにプラスして、リンクルショットだけは絶対に持って行っています。
――めちゃくちゃストイックにスキンケアしていますね。
川谷
ストイックになると、ひたすらやるタイプなんです。だけど、こんなに習慣化したものはなかったかな。だいたい半年くらい経つと飽きちゃうんですけど、美容だけはすればするほど実感があるので続けています。テレビに出演したりすると特に感じられるから、やめられないなと。
――習慣化されて結果が出ていると、もっと早くから美容に取り組んでおけばよかったって思いますか?
川谷
めちゃくちゃ思いますね。もっと早く、それこそデビューしたときからスキンケアをやっておけばよかったって。見た目のこととか全然気にしてなかったんですが、肌とか髪型の印象ってどうしても強くなっちゃうんだなと。よく使われているデビュー直後の昔の写真の、やぼったくて重たいイメージがやっぱり抜けないみたいで。早く美容に取り組んでおけばよかったなって、なおさら思いました。
――ヘアサロンにはどのくらいのペースで通っているんですか?
川谷
3週間に1回行っていて、今(VOCE取材時)ちょうど切りに行かなきゃいけないタイミングです(笑)。
――それだけ美容に取り組んでいると、美容医療とかに興味は?
川谷
美容医療ではないんですけど、エステとか整体とか、リンパを流してくれるところには通っています。海藻のパックとかしてもらってますね。あとは、マドンナがやっているMDNAのマグネティックフローっていう、クレイマスクを塗って磁石でバーっと吸っていくものとか。
――そういうお店は、どなたかの紹介で?
川谷
普通にネットで検索して、自分で探して行ったところばかりですね。通うようになってから、マッサージとかもやってもらうようになりました。
――え! それじゃあ、お店の人もビックリされましたよね?
川谷
ただ共通の知り合いがそもそもいたみたいで。トレーニングも手がけているサロンなので、今は休日課長(『ゲスの極み乙女』メンバー)を通わせています。課長は16kgも痩せたんですよ! 現在進行形です。
――川谷さんの美意識が、どんどん伝染していってますね(笑)。
川谷
そうですね(笑)。課長はジュースクレンズもやって、トレーニングにも通って。
――いや、本当に! 想像していた以上で本当に驚きました。
川谷
美容に興味あるって言うと、色々紹介される機会も多くなってくるんですよね。クリニックをやっている方とか、化粧品を作っている方とか。そういう方々やヘアメイクさんに聞いたりして、色々試しています。
川谷絵音さんがガチの美容好きであるということがわかったところで、次回はラストの後編に。容姿や美容に対する想いや、今後使ってみたいコスメについてなど。まだまだ美容についてたっぷり語っていただいているので、お見逃しなく!
川谷絵音さんインタビューのつづきは、
<後編:美容意識の変革、そのすべて>6月21日11:00公開
を予定しています。
プロフィール:
川谷絵音(かわたに・えのん)
ミュージシャン、作詞家、作曲家。
indigo la End、ゲスの極み乙女。のボーカル&ギターのほか、ソロプロジェクトの美的計画、ジェニーハイ、ichikoroのギター、DADARAYのプロデュース、様々なアーティストへの楽曲提供、ドラマ劇中音楽など多岐にわたって活躍中。
撮影/大野隼男(えるマネージメント) ヘア&メイク/丸山かおり 取材・文/戸塚真琴
Edited by 渕 祐貴
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