優しくきっちり落とすコツを知る!
【弱】朝晩のデイリー洗顔は……肩ひじの力を抜いてリラックス! たっぷりの泡を転がして洗う
髙瀬先生
ペーストのままのせて肌の上で泡立てようとすると摩擦になり、洗浄成分が長く肌にのることにもなって×。たっぷり泡立ててから泡を転がすように、が基本。
水井さん
汚れを落とそうと意気込むと肩やひじに力が入り、おのずと指も力んで肌を強くこすって負担をかける原因に。ひと息ついて脱力してからがベター
①こめかみの洗い忘れに注意
額の中央からこめかみまで泡を大きく転がすようにくるくると動かして。こめかみはザラつきやすくニキビもできやすいのでお忘れなく。
②鼻のゴシゴシ縦洗いはNG! 優しくくるくるして
毛穴が気になるあまり、指を上下にスライドしてこすりがちですが肌負担大! 泡を転がしてくるくる洗おう。
③敏感になりがちな頰は大きく1回円を描き、最後に目元をぐるっと
皮脂分泌の少ない頰や目元は最後に軽く泡をのせるだけで十分。頰はぐるっと一回転、目元は眉頭の下→目尻→目頭へと1周させて。
④マスク下のあごは内→外へ円を描き、あご下まで忘れずに!
皮脂分泌の多いあごまわりも丁寧に。マスクで覆う部分は蒸れて雑菌が繁殖し、ニキビができやすいため、あご下もきちんと洗おう。
【強】週1~2回の角質ケアは……「1回で根こそぎ取ろう」と思わずに! 細かめ円を描いて洗う
水井さん
まず、不要な角質や角栓、黒ずみは、1回で取り切れるものではなく、角質ケアは定期的に行うメンテナンスと心得て。ゴシゴシと強くこすったり、長く時間をかけると、かえってバリア機能を壊して敏感に傾けることになるので避けるのが賢明。指は揃えて、指先ではなく指の腹全体を使って面でくるくるすると、負担なく効率よくオフできます。
A おでこは3つのゾーンに分けて
ニューノーマル生活で運動不足になり、代謝が悪くなると肌はザラつきがち。額は上、真ん中、下と3つのゾーンに分けるなどして、細かく洗うのがポイント。
B マスクゾーンの皮脂過多&ザラつきをメインに
マスクで蒸れて皮脂分泌が増えたり、こすれて角質が分厚くなりやすい鼻まわりなどを中心に。頰もニキビができやすかったり、毛穴が目立つなら、ぜひ角質ケアを取り入れて。
C あごは角質注意報! 上下に分けて洗う
「あごや口元にニキビができる人が続出」と髙瀬先生。他と同様、細かくくるくるして古い角質&詰まりをオフ。
「すすぎ」を変えれば肌が変わる! 何も感じない「ぬる~いお湯」ですすぐべし
水井さん
手で触れて冷たさもぬるさも何も感じない=刺激がないのが適温で、みなさんが想像している以上に低いはず。とくにゆらいでいるときは意識して。
Q.肌がゆらいでるときはどうしたらいいの?
A.しっかりメイクはお休み。敏感肌用やニキビ用にスイッチを
メイクは薄くして落とすときの負担を極力少なく。肌への刺激を考慮していて抗炎症などのケア効果がある専用タイプを選ぶのも手。
たとえばこんなアイテム
独自のセラミド配合でゆらがない肌を育成
アミノ酸系洗浄成分による弱酸性の泡で優しく洗い上げ、肌荒れを防ぐグリチルリチン酸や過敏な肌に不足しがちなセラミドでケア。
敏感肌クレンジングの代表格。角質ケアも!
繊細な肌に刺激を与えることなくトラブルの原因となる古い角質を和らげてはがれやすくし、バリア機能を正常化。健やかな肌に。
ニキビや肌荒れを防ぐ至れり尽くせり処方
ニキビ肌にうれしいオイルカット処方。毛穴に詰まった汚れに密着してオフ。原因となる炎症を鎮めてバリア機能を正し、摩擦も防ぐ。
次ページ
楢﨑裕美さんセレクト【新作クレンジング・洗顔カタログ】
この記事に登場したコスメ(10件)
この記事に登場したプロ