タイプごとの特徴を知ってもっと使いこなす
【弱】クレンジング/ミルク
知識がなくても使いやすい! ゆらぎやすい時期にも◎
髙瀬先生
肌タイプを選ばず、ある程度の濃さのメイクも落とせるし、すでに乳化しているのですすぎも比較的スムーズ。実際、ミルクユーザーには肌トラブルが少なく、もっとも万能で使いやすい。
水井さん
肌がゆらいでいるときにもオススメなのがミルク。軽く温めてから使うことで一段となじみがよくなり、摩擦を防げます。
コクがあってまろやか。洗い上がりはなめらか
インフィオレらしい花々の香りととろけるメルティタッチで肌を包み、潤いを与えながら、メイク汚れや毛穴の奥の不純物をすっきりオフ。
500円玉大を手で温めてからなじませる
より肌にのばしやすくメイクなじみをよくするためには、手の
ひらに取ったら両手で包み込み、人肌ぐらいに温めるとベター。
【弱】クレンジング/ジェル
クッション性が高く、摩擦レス! ニキビ肌にもオススメ
水井さん
ジェルの厚みが肌と手の間のクッションとなり、肌負担ナシ。そのぶんマッサージをしがちだけど、取りすぎてしまう可能性があるので、マッサージをするなら専用のもので。
髙瀬先生
洗浄力など製品による差は大きいけど、基本的にはミルクと同じでトラブル少なめ。
とろっとしたジェルがスルスルとメイクを絡め取る!
鉱物油や合成界面活性剤などを使わず、メイクをスルッと浮かせてオフ。潤いを与えて角層のコンディションを整え、すべすべに。
ふき取りじゃダメなの?
髙瀬先生
表面の汚れは取れても毛穴の中までは落とせないorゴシゴシこすって炎症を起こしがち。ニキビや敏感肌を助長するため、常用は避けて。
水井さん
コットンを2枚用意して、隙なくたっぷりと含ませて両手で同時に。片手より力が入りません。
【強】クレンジング/クリーム
よく落ちて、潤いはキープ! ベタつくなら軽く拭き取りを
髙瀬先生
油分が多く界面活性剤が少ないので洗浄力は高いのに肌に優しいのが魅力。ただし、肌に油分が残りやすく、ベタつくからとお湯ですすいだり、ゴシゴシこすり落とすのはNG。水を含ませたコットンで軽く拭いてからすすぐとスムーズ。
水井さん
ミルク同様、温めてゆるめてから肌に広げて。
濃厚でクリーミィ。あと肌にはハリと透明感が!
メイク汚れとともに老廃物や活性酸素まで除去する高機能なエイジングケアタイプ。こっくり濃厚なタッチで肌を労る効果がピカイチ。
【強】クレンジング/オイル&バーム
すすぎ残しに注意! 乳化が超重要な上級者向け
水井さん
洗浄力は最強だけど、厚みがなく肌をこすりがち。美容液をなじませるように指をゆっくりすべらせる意識を。バームは量をケチらず、手で温めて軟らかくしてからと手間暇かけて。
髙瀬先生
とくに乳化が大切で、このときメイク汚れが毛穴から浮き上がるため、水で濡らして白濁させてからすすぐこと。不十分だと毛穴の中に汚れが残り、ニキビの原因に。
メイクに強いブランドならではのリセット力!
しっかりポイントメイクや肌に付着した大気汚染物質、角栓まで根こそぎオフ。厚みをもたせることで摩擦も軽減。ダブル洗顔不要。
即とろけてメイクを浮かせ、乳化も素早い異例の秀作
リッチなバームは肌に広げると軽やかなオイルに変化し、乳化も洗い流しもスピーディ。ダブル洗顔不要でスッキリしなやかな肌に。
実際にやってみた! クレンジングの「すすぎ残し」に注意
水井さん
意外と落とせていないのが小鼻のキワなどの細部。「全体を手のひらですすぎ、細部は指の腹で優しくなでながら洗い流して。
次ページ
楢﨑裕美さんセレクト【新作クレンジング・洗顔カタログ】
この記事に登場したコスメ(11件)
この記事に登場したプロ