Q1.全身の冷えには?
“半身浴15分×2セット”
「体の芯まで温めるには長くお湯に浸かることが大事ですが、全身浴だと心臓に負担がかかってバクバクしてしまうので半身浴が◎。約40度のお湯に15分浸かり、休憩を挟んでさらに15分浸かる。2~3日に一度でもいいのでぜひ」(草野先生)
“末端温冷反復法”
「短時間で温めるなら、これ! 湯船に約5分浸かり、一旦出て足先に冷水を15~20秒かけて冷やし、再び湯船へ。3~5回繰り返すと血管が収縮&拡張してポンプ作用を発揮し、全身に温まった血液が巡り芯から温まって汗だくに」(山本さん)
Q2.冬はむくみがひどい!
“鉄分不足。腸内環境が悪いケースも”
「生理があるVOCE世代の女子なら、鉄が足りてないのが冷えやむくみの主な原因。便秘やストレスなどで腸からむくんでいる人が多いのも特徴で、腸活や運動も心がけて」(草野先生)
Q3.入浴だけで全身をしっとりさせるには?
“高保湿の入浴剤をイン!”
混ぜるだけでお風呂のお湯が美容液に変身する入浴剤は、冬に常備したい一本。「浸かるだけでうるうるになるので、最高」(永富さん)
芯までうるおす薬用入浴液。
エモリカ プレミアム 濃密うるおい肌〈医薬部外品〉 360ml ¥730(編集部調べ)/花王
Q4.冬のボディケアの順番は?
“濡れたままオイル→クリーム”
「入浴後、軽く水気を残した状態でオイルを塗り、マッサージしながら水分と油分を送りこみ、上からクリームを。肌触りが激変」(永富さん)
A.クナイプ初のエイジングケア。しっとりとハリのある肌に。
クナイプビオ オイル ローズ 100ml ¥1800
B.乾燥ボディをうるおし、しなやかに。
クナイプ ボディクリーム ジャスミンの香り 200ml ¥1200/クナイプ
Q5.全身の乾燥がひどい……。
“泡で洗う場所を絞る&湯温を下げる”
「原因は洗いすぎ。ワキやデリケートゾーン、皮脂の出るデコルテや背中以外は湯洗いでよく、泡洗浄は週1~2回で十分」(山本さん)
「お風呂やシャワーの温度が高いとセラミドが流出」(永富さん)
Q6.週1~2回だけのボディケアでどうにかするには?
“美容オイルたっぷりのスクラブに頼る”
「ねっとりとするぐらいベースがオイリーなスクラブだと摩擦が少なく、オススメ。保湿ケアと角質ケアも一気にできて、全身もちもちになるのでぜひ!」(永富さん)
A.ヒマラヤ結晶塩がベース。
イラ ボディ スクラブ プリスフル 250g ¥10800/PLUS
B.丸みを帯びたブラウンシュガーが溶けながら不要な角質をオフ。
グルメ シュガースクラブ バニラ 200ml ¥6000/SABON Japan
Q7.芯から温まりたい!
“塩が効果テキメン”
「塩やエプソムソルトなどタラソテラピー要素の入浴剤を使うと、驚くほど温まって汗も出る。お湯のあたりも柔らかくなって◎」(永富さん)
アロマセラピーアソシエイツヒマラヤンバスソルト DS 320g ¥7800/シュウエイト
レーディング(限定発売中)
お話をうかがったのはコチラの方々!
松倉 HEBE DAIKANYAMA 院長 草野貴子先生
形成外科、美容皮膚科を専門とし、頭脳明晰、容姿端麗を体現するスーパードクター。明快な説明と的確なケア&施術の提案に定評あり。
美容家 山本未奈子さん
MNC New York代表取締役。NY州認定ビューティーセラピスト資格を持つ。「シンプリス」を手掛け、美容本の著書も多数。
美容ジャーナリスト 永富千晴さん
常に第一線で美容情報を発信するスペシャリスト。ユニークな切り口でコスメを分析し、豊かな発想力を活かした目ウロコテクを考案。
撮影:当瀬真衣/TRIVAL(人物),伊藤泰寛(商品)、ヘア&メイク:小田切ヒロ/LA DONNA、スタイリスト:川崎加織、モデル:田辺かほ、取材・文:楢崎裕美、構成:芦田夏子
Edited by 芦田 夏子
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