ピンクシャドウの大胆塗りであえてのカッコよさを狙う
ピンクの甘さに屈しない。それがこのメイクのテーマ。まぶたにシャドウを大胆に発色させて、しなやかな強さを表現しよう。肌とピンクのコントラストで目元が際立つぶん、眉間を少し広くしてイノセントなムードに整え、チークは引き算。盛ると引くのバランスも忘れずに。
<NARS>
パール入りの吸引力あるピンク!
シャドウ×ハイライター。
【other】
【HOW TO】
1.パレットのaとbを混ぜてアイホールに。眉にふわっとbをオン。
2.目頭をbで“く”の字に囲み、ブラウンのアイライナーで上まぶたの目頭に2mmのインラインを引く。
3.cを目尻の下にふわり。リップを輪郭通りにのせて、つややかに
完成!
“ピンクシャドウとブラックドレス、その相性の良さに驚きました”
池田エライザ「甘いイメージのピンクシャドウをまぶたにガツンとのせるだけで、ブラックドレスが引き立つし、オシャレ感まで出せるなんて! ピンクの濃淡の効果で、目のフォルムが理想的に整うのも新たな発見」
彼女はまさに表現者! そのセンスに脱帽します
河北さん
どの角度が美しく見えるかを知ってる女優さんは少なくないけど、光や空気感まで操れる人はなかなかいない。エライザちゃんは、それができる人だよね。
エライザさん
光栄です。私ってどちらかというとファニーフェイスなタイプ。長年自分の顔を研究した結果、“こう光が当たると雰囲気が大人っぽくなる”みたいなことが、分かるようになったのかも。自分の顔に自信があったら、分からないままだったかもしれません(笑)。あとはその雑誌の世界観や時代の空気にマッチさせつつ、自分を表現するように心がけています。
河北さん
女優だけでなく映画監督やミュージシャンでもある表現者ゆえの感性だね。
エライザさん
河北さんのメイクってコンプレックスを浄化してくれる。輪郭や目の形も、アイラインを黒でくっきり入れたり、あからさまなシェーディングをするわけじゃないのに、いつのまにか整っていて。しかも、今の時代に必要なリラクシーな雰囲気まであるのがすごいって、毎回思います。
河北さん
エライザちゃん自身、すごくメイク好き。もともとの感性の高さにそれが加わるから、僕がこのメイクで表現したいことを瞬時に察知してくれて、なんならゴールに誘導までしてくれちゃう。このすごい才能に、心からのリスペクトを!
撮影/吉田崇(人物)、伊藤泰寛(静物) ヘアメイク/河北裕介 スタイリング/杉本学子(WHITNEY) モデル/池田エライザ 取材・文/中川知春 構成/河津美咲
Edited by 河津 美咲
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