情緒のある和な赤をドラマティックに彩った秋冬を象徴するメイク
「ちょっと和なイメージの上級なレンガ色と、パールレスな質感という流行を象徴するシャドウで演出したのは、品格のある女優のような高嶺の花といった女性像」。だけど、心を奪われ、近づきたくなる。そんなムードを、淡く発色させた唇や頰のヌケ感で表現。
アイシャドウパレット部門1位
A. シャネル レ キャトル オンブル 268 ¥6900
「常に時代を先導しているシャネルらしい、旬の色が集まっている。メイク好きにはたまらないパレット」。肌なじみも抜群。
チーク部門3位
B.SUQQU ピュア カラー ブラッシュ 02 ¥5500
透明感のあるチーク。塗り マスカラ部門2位方次第で雰囲気の調整も自由自在。今回は「女らしさを感じさせるために、ピンクを中心にブラシに含ませて」。
口紅部門2位
C.シャネル ルージュ アリュール ヴェルヴェット 58 ¥4000
日本人に似合う、貴重な色。「洗練された深い赤なので、薄膜になるようになじませて、かすかに赤く染まった唇にしてもかわいいんです」
アイライナー部門2位
D.ランコム グランディオーズ ライナー 01 ¥4200
細部にもキレイに描ける秘密は、35°カーブする柄と、極細0.2mmの先端。「上のイン
サイドに入れて、目元をさりげなく引き締めて」
マスカラ部門2位
E.クリニーク ラッシュ パワー フラッター トゥー フル マスカラ 01 ¥4000
ダイヤルを回せば仕上がりが変化! 今回はふわふわ・ボリューミィとともに楽しめる、くっきりを選択。「まつ毛ギワにたっぷり塗って」
How to Make-Up
1.まつ毛ギワ全体に塗る赤で女度UP
アイホールにAの右上を。左上を二重の幅を若干超える位置まで重ね、左下をまつ毛ギワに。
2.下まぶたの赤みで瞳にうるみ感を
下まぶたの涙袋にAの右下を。目尻側から黒目の内側までなじませたら、左下をまつ毛ギワ全体に。最後に涙袋にのせたシャドウのふちを左上でなぞってぼかす。
3.薄膜のように塗る赤唇でヌケ感を
上下唇の中央に直接Cを塗って、筆で輪郭に向けて広げる。ティッシュオフ後、唇中央だけに重ねて。
4.2方向から塗るチークで美人な立体感
Bを頬の中央を包み込むように、内から外へ2回。次に輪郭側から内向きに、やや広めに。
完成!
ヘア&メイクアップアーティスト 千吉良恵子さん
色使いに独特の感性が光るメイク提案は、真似すると誰でもかわいくなれると大評判。「cheek one」主宰。
撮影:天日恵美子(人物),藤本康介(商品)、ヘア&メイク:千吉良恵子/cheek one、スタイリスト:程野祐子、モデル:林田岬優、取材・文:橋本日登美、構成:佐野桐子
Edited by 佐野 桐子
公開日:
この記事に登場したコスメ(4件)