ニキビも毛穴も角栓も【これで解決マスクトラブル!】
美容ライター
穴沢玲子
医師の49%が、マスクによる肌悩みを抱えた患者を診察したという中国。マスク着用時は内部温度が約1°C上昇、それが皮脂分泌を促進して、結果ニキビにつながっているという報告もある。
日本でもこの1年で肌荒れが増えたという声を聞くし、欧米ではマスク+アクネの造語“マスクネ”が検索ワードの上位に。そう、もはやマスクニキビは世界的な悩み。でも悪いのは皮脂じゃない。正常な量でサラサラなら肌の保護として欠かせないわけで、過剰な皮脂が酸化しドロドロになるのがいけないのだ。
酸化皮脂が毛穴に詰まれば角栓になり、マスクがつくる密閉環境を好むアクネ菌が増殖すればニキビになる。このメカニズムに着目し、抗酸化や抗炎症、抗細菌、傷の修復効果まであるプロポリスを、大人肌のための集中ケアラインに配合したのがエステダム。塗るマスクは余分な皮脂を吸着しつつ古い角質も除去。7日間の連続使用で集中ニキビケアができるのでお試しあれ。
そしてドクターケイは、精神的ストレスが皮脂分泌の増加やバリア機能の低下、ニキビの原因にもなるとして新しいセラムを開発。ビタミンC、グルタチオン、ビタミンB3、そしてカフェインという4つの成分がストレス炎症を緩和して活性酸素も消去。ストレスニキビのケアだけでなく、毛穴縮小、赤みの軽減、さらにシミやシワ、たるみ改善の効果もあるというから、なにかと我慢を強いられている大人の必需品になりそうだ。
ニキビにつながりかねない角栓がすでに鼻まわりなどに存在しているなら、無理なく優しくオフできるSUQQUの新作を。これ、タンパク質と油の塊である角栓をぐずぐずに溶かして小さくし、すっきり洗い流すという優れもの。余分な皮脂を溶かす効果もあって、使うほどに角栓もできにくくなるなんて、朗報。
避けるべきは、マスク下の皮膚をトラブルだらけにしたまま放置すること。頼もしいコスメによる正しいケアで、いつでもマスクを外せる肌へ!
撮影/吉田健一
Edited by 大森 葉子
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