ブラシも“毛”。だからお手入れはシャン&トリで
教えてくれたのは…
ヘア&メイクアップアーティスト
(左)Georgeさん
繊細なメイクのポイントは、ツールのチョイスにあり!
旬を取り入れつつ、その人の美しさを最大限に引き出すメイクで女優等の信頼も厚い。VOCE ウェブサイトのメイク動画連載「George365」や、自身のYouTubeチャンネル「George’s Beauty up」も人気。
ヘア&メイクアップアーティスト
(右)paku☆chanさん
国内外ブランドを問わず、幅広い種類のブラシを所有
ロジカルでしかもキレイになれるメイク論で、メイク企画にひっぱりだこ。多くの女性誌でのメイク連載のほか、著書『すべての「キレイ」に理由がある #かわいい超え 大人メイク教本』(講談社)も話題。
paku☆chanさん
お手入れ次第でブラシの寿命って変わるじゃない? Georgeさんはどんな風にお手入れしてる?
Georgeさん
私は洗面器にお湯を張って、シャンプーを1~2滴垂らしたもので汚れを落とし、よ~くすすいだら同じように薄めたトリートメントで仕上げてるよ。特にフェイスブラシはトリートメントすると、毛がふわふわになって肌触りがよくなるの。リップやコンシーラーみたいな、粘度の高いものがついてるブラシは、最初にクレンジングオイルで軽く予洗いしてる。
paku☆chanさん
私は固形石鹸で洗ったあと、Georgeさんと同じようにトリートメント。アルコール系のブラシクリーナーはひどく汚れたときには使うけど、毛が傷むからあまり使いたくなくて。
Georgeさん
私もアルコール系は、ロケなどすぐ水洗いできない場所でしか使わないなあ。
paku☆chanさん
洗ったら、お風呂のフタの上に厚手のタオルを敷いて、その上に並べてる。それで浴室乾燥を使って一気に乾かす!
Georgeさん
私も一緒! 立てて乾かそうとすると、水分がブラシの根元に染みちゃって乾かないのよね。面倒な作業だけどブラシに皮脂がついたままにしておくと、不衛生なだけでなく、ムラになったり、色がのらなくなるからサボれない……。
paku☆chanさん
仕上がりに差が出るもんね。
「何を選ぶか?と同じくらいお手入れは重要! 仕上がりに差がつきます」
「目に見えない皮脂や汚れが、ムラや発色の悪さの原因になる!」(Georgeさん)
撮影/岩谷優一(vale.)、柏原力(静物) 取材・文/中川知春 構成/大木光
Edited by 大木 光
公開日: