【2】肌トラブルや炎症を抑えたいときに
【ビタミンE(トコフェロール、誘導体)】主目的「消炎」
O
「ビタミンC」と同じくらい、化粧品にとって欠かせない成分となっているのが「ビタミンE」。血液の循環を良くしてくれたり、いろいろな肌トラブルや炎症を抑えてくれたりする効果があります。
やっぱり肌も体と同じように、血液がうまく流れないと酸素不足になってしまい、栄養が届かなくなるんですよ。それを支えてくれるのが「ビタミンE」なんです。ほとんどの化粧品に入っているといっても過言ではない。
ちなみに「ビタミンE」の成分名としては、「トコフェロール」と記載している場合もあります。
J
岡部さん、今思ったんですけど、ビタミンってサプリメントでも良く摂るじゃないですか。内側から摂取するものと、外側から摂取するもの、これって別物なんですか?
O
内側(インナー)から摂るのが基本なんだけど、科学的にいうと、化粧水の成分は皮膚に必要なところに外側からつけることで、ダイレクトに働かせることができるんですよ。だから、サプリメントで内側から全体的に働かせて、外側はピンポイントでなじませる、という使い分けをするのがベター。
J
なるほど!! 全体使いとポイント使い、ということですね。
>>この成分が入っている代表的なコスメは……
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