【1】昔から愛され続ける美容成分のトップ
【ビタミンC(アスコルビン酸、誘導体)】主目的「美白」
O
まずは化粧品の成分として、これをなくしては語れないというものが「ビタミン類」なんですが、その中でも昔からずっと使われているのが「ビタミンC」ですね。
J
もちろん、名前は聞いたことあります! 一番大事な成分なんですか?
O
そうですね。美白やアンチエイジング、抗炎症など、幅広い能力があることが研究結果ではっきりとしているんです。だから、化粧品を開発するときに何の成分を入れたいかという議論のときに、一番最初に「ビタミンC」は入れたいよね、っていうぐらいキーになる成分。シミの元となるメラニンや、老化の原因となる活性酸素など、体の中にある悪いものやいらないものをとにかく消してくれるんですよ。ちなみにその「ビタミンC」にこだわり抜いて最大限入れたのが、ロート製薬のオバジのコスメ。
J
オバジの美容液うちにもあります。麻衣ちゃん、僕には使わせてくれないけど。
O
(笑)。これは5%、10%、25%と、ありえないぐらいの量の「ビタミンC」が凝縮されて入っています。普通に処方をすると美容液では3%が限界とされています。スペシャルケアにおすすめの優秀な美容液なんです。でも、「ビタミンC」は一気に入れるんではなくて毎日摂取するのが大事だから、これは救世主として使って、それ以外のビタミンC入りの化粧品を毎日使うということも大切なんですけどね。
J
「ビタミンC」は化粧品成分のトップオブザトップ、王様ってことでいいですか?
O
OK。効くっていう意味でもね。ちなみに、「アスコルビン酸」と表記している場合もあるので、両方をチェックするといいですよ。
>>この成分が入っている代表的なコスメは……
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