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ひろ美流手技でスキンケアを肌の奥まで浸透!
「浸透するってどういうことか、理解していますか?」
化粧水なら、肌がひんやりむっちりするまでなじませてはじめて“浸透した”状態。この浸透した感覚をきちんと確認してから次ステップに進むと、ツヤや透明感が見違えるはず。もし、今、トラブルが多発したり、肌に満足していないなら、きちんと浸透していない可能性大。
「のせるだけスキンケアではコスメの効果は半分以下!」
うるおいや美容成分が角層のすみずみまで、そして毛穴の中までしっかりと浸透して、はじめて効果が表れてくるもの。きちんと浸透させることで、同じコスメを使っても、その効果は2倍以上に。
「手こそ最高の浸透ツールです」
顔の肌と同じく自分の細胞でできていて、思い通りに動かせる、こんなにも便利で使える美容ツールは、ほかにありません! 手に意識を向けてセンサー機能の感度を高め、また正しい動きをクセづけて記憶させれば、無敵です!
「きちんと浸透させればローションとクリームだけで老けようのない肌に!」
たった0.02㎜しかない角層ですが、常に水分と油分が黄金比で含まれていたら、しなやかで透明感のある肌が、ずっと続きます。
3度に分けて毛穴に入れ込む浸透手技
小林ひろ美さん
水分は要。
肌がゲップするくらい入れ込めば、どんどんきれいになりますよ!
\STEP1/ 面でサッとなじませる
一投目は500円玉大の化粧水を手のひらに広げ、顔の内から外へ横方向に平行移動。肌をこすらないように脱力して軽くすべらせて。頰、額、あごの順に1すべりずつでOK。
\STEP2/タップして毛細血管を刺激しながら入れ込む
両手の指先に100円玉大分をなじませたら、ピアノを弾くように肌を軽やかに連打。毛穴の中までうるおいを届けると同時に、摩擦せずに刺激を与えることができるので、血流もアップ!
Point!
頭だけを動かす!
脇を締め、肘を固定した状態で、指は肌に対して垂直にタップするだけ。顔を上下に動かすことで均一に顔全体に刺激を与えられる。
\STEP3/うるおいを確認しながらハンドプレス
Point!
とろみ系ローションの場合は、次のSTEPまでの間隔を20秒くらいあけて
1円玉大の化粧水を手のひらにしっかりなじませ、分子を細かくして浸透をよくしておくこと。手のひらでは顔を包み込むようにハンドプレスし、塗り残しがないよう、手の圧と体温で押し込む。
忘れがちなポイントをしっかりおさえて!
まぶたや、目頭&目尻の端、小鼻のキワ、あご裏などは塗り残し注意。細かい部分は指の腹を使ってプレスし、全顔を制覇!
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浸透したかどうか、肌の感触をチェック!
この記事に登場したコスメ(5件)