マスクに負けないベースメイク術

ノーファンデで美肌!paku☆chan流「下地&コンシーラー使い」

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【ノーファンデ軽肌】プロセス詳細解説!

下地を指に取るところから実況中継! 指の圧や動かし方など、いろんなところにヒントが多数!

1.下地が固くなる前に手早く広げる!

この下地だとワンプッシュが目安の量。中指に取って両手の中指&薬指ですりあわせ、鼻の脇からクレープ生地を広げるように塗る。

量はこのぐらい

中指と薬指の第一関節から付け根を使用。ここに下地をざっと広げてから顔に塗布する。

使う指はココ

2.指に残った下地をまぶたやおでこにも

中指&薬指の第二関節に残ったものを、もう一度集めて上まぶたやおでこにも。意外とくすんでいる耳や首のあたりもこの流れで塗布。

耳と首も忘れずに
軽くへこむぐらいの圧

3.アイゾーンのくすみには重ね塗りで対応

少量の下地をトントンと薬指で重ねる。目尻や眉下、鼻のへこみなどメガネゾーンを明るくしておくと、マスク着用時も明るい顔色に。

追加の量は少しだけ!

4.塗り終わったら手のひら全体でなじませ圧を!

ここで下地塗りが完了。かかった時間は約20~30秒。塗り終わったら4本の指で顔を包み、下地と肌が密着するように押さえて。圧は塗るときと同じように、3の強さで。

指全体を 使って

4本の指全体を使用。顔を包み込むようになじませると粉っぽさや白浮きがなくなる。

5.ブラシに多めに取り塗るときに調整を

ブラシには多めの量を取る!

ちょっと多いかな、と思うぐらいの量をブラシに取り、隠したい部位にちょんちょんとピンポイント塗り。そのあと小指の側面を使ってじわじわとなじませていく。

広げるのは小指の側面
ちょっとへこむぐらいの軽い圧でなじませて

右上のオレンジは万能の神カラー
「プロが混ぜてつくったような絶妙な色」

6.一番テカリやすいおでこからスタート

上から下に

「ほわんほわんと優しくパフを肌に当て、おでこから鼻筋へ粉をのせていきます。上まぶたがベタついているとアイメイクの邪魔になるので、ここで抑えておいて」

キメの乱れや毛穴の影をなかったことにキメの乱れなど肌の影を一掃。

7.手のひらの圧で粉をフィックス!

「下地同様、4本の指で包み込んで粉を密着させます。大福って表面を指で押さえると粉がピタッとつくでしょう? あれと同じイメージ。このひと手間が大事です」

お悩み対応【コンシーラー+1テク】

◆クマが気になるなら
コンシーラーを塗るのはクマの最初と最後。クマゾーンをすべて隠そうとすると目立つので、起点と終点をピンポイントでカバーする。

クマの始まりと終わりに置く

◆ニキビが気になるなら
極小スポンジにオレンジのコンシーラーを取り、トントン塗りしたら指の側面を使って輪郭をぼかす。広げすぎないように注意!

気になる箇所をポポン

軽肌に仕上がる【お直し術】

せっかく朝のメイクで軽肌に仕上げたのに、お直しで厚くなったらもったいない。プロ直伝の神ワザで悩み解決!

美容液スティックはスポンジ塗りが正解

「乾燥したとき簡単に保湿できるスティックは、肌に直塗りせずスポンジに取ってから肌にオン。ベースメイクのヨレもオフできて一石二鳥」

外出先でも簡単保湿ケア
乾燥した部位に水分補給し、縮んだキメもふっくら。みずみずしい使用感。

朝使ったベースを取ったスポンジはお直しに最適!

「朝のメイクで余った下地やファンデ、コンシーラーは肉厚スポンジに含ませておく。お直しで使えば、肌から浮かずなじみます」

スポンジは袋に入れて携帯

厚みも肌触りもいうことなし!
「質感も厚みも、すべてが完璧です」

保湿もカバーも! お直しはクッションが楽

「パフでつけるとどうしても量が多くなるので、薬指の先端を使ってピンポイントに塗ります。お直しほど繊細な調整が必要ですよ」

薬指でヨレやくずれのあるところに塗布したら、中指で余分な量を取り去るように。量の調整をすることで厚塗り印象を回避できる。

撮影/岩谷優一(vale.)、伊藤泰寛(静物) ヘアメイク/paku☆chan(Three PEACE) スタイリング/川﨑加織 モデル/椎名美月 取材・文/穴沢玲子 構成/渡辺瑛美子

Edited by 渡辺 瑛美子

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