彼の手にかかると妙に色っぽくなると噂の人気ヘアメイクアップアーティスト、河北裕介さん。
そんな河北さんが今季の優秀アイテムでつくった、2015年上半期の中で最も色っぽい顔をビューティー誌「VOCE」8月号で披露してくれた。
河北さんが考える、色っぽいの条件とは?
「夏でも湿度感が重要! 夏にヌメッとした肌だと暑苦しく見えると思うかもしれないけど、男って意外と汗をかいたような肌感が好きなんです。体温があがって、上気したような濡れ感にドキッとしちゃうもの。だから今回は、まぶたにも唇にも、もちろん肌にも湿度を意識。ちらっと見えるブルーグリーンのラインでラッキー感(笑)を狙うのもワザです」
という河北さんの濡れ感たっぷりセクシーメイクをご覧あれ。
A.クリニーク チャビースティック スカルプティング ハイライト ¥3500
B.ボビイ ブラウン パーフェクトリー ディファインド ロングウェア ブロー ペンシル 02 ¥4800
C.イヴ・サンローラン アイライナー エフォシル ショッキング 4 ¥4200
D.イヴ・サンローラン ルージュ ピュールクチュール ヴェルニ ポップウォーター 202 ¥4000
How to make-up
1.アイラインとハイライトの濡れ感で意志的な色気
見せ場となる濡れ感はAのハイライトで。上まぶた全体と目頭のくぼみから頬にかけて、上下目尻を“C状”に包み込むように塗る。「強い意志を持った大人の女性らしさを忍ばせたい」という理由で、上まぶたのキワにはブルーグリーンのCで細くラインを。眉にはBを隙間があくくらいにラフに塗って、濡れたような質感を残す。
2.色気ポイントの唇はあえてラフに軽やかに
「唇は真っ赤だと重たく、くどくなりがち」。軽くつけられる朱赤のDを唇中心になじませて、上下のムニムニッと合わせる。輪郭ギリギリまで色をのせず、じゅわっとにじんだような質感に仕上げることが大事。センシュアルな唇が叶う。
顔全体に濡れた質感を表現することで、色っぽさが急上昇!夏でも色っぽい湿度を保ったメイクで、男ゴコロを仕留めて♡
photographs:Takashi Yoshida/Makiura Office(model),Motoaki Kimura(still life)
styling:Mihoko Tanaka
model:Reina Asami
text for magazine:Hitomi Hashimoto
web writing:Misaki Kawatsu
Edited by 河津 美咲
公開日:
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