“彫り深”に見せるカーキな目元と紅潮チークでセクシー爆盛り【連載第27回】

彫り深カーキEYE×紅潮チーク

STEP1　アイメイク

★使用アイテム★

【アイシャドウ】きらめくオレンジシャドウとアイラインに最適なカーキとハイライトカラーがイン。

★このアイシャドウもオススメ★
【鮮明オレンジシャドウ】ヴィヴィッドなマットオレンジ。「モードなオシャレ感が欲しいなら下まぶたの色をこのキリッとしたオレンジにシフトするのもアリ」（George）

★HOW TO★
①左下のオレンジを指にとり、アイホール（上まぶたのキワから眼球のある位置までのエリア）に淡く塗り広げる。

りんたろー。「上まぶたの眼球があるところってアイホールっていうんだ、知らなかった」

George「メイクの解説などにはよく出てくることばなので知っておくといいですよ！　目を囲っている骨と眼球の堺にある凹みあたりまでをアイホールというんです」

りんたろー。「ここに色をのせると目元に深みが出て、イケメン度レベルを上げられるんだね？　なるほど、なるほど」

George「もっと薄くて塗っているかわからないようなベージュでも“彫深効果”は得られるので、メイクがバレたくないという人は、そういった“忍ばせカラー”で挑戦してみてくださいね」

②右上のカーキ色を指にとり、上まぶたの目頭から上方向に塗り、さらに眉中のほうに少し手を動かし、目頭の上に逆三角形を描くようなイメージで塗る。目尻側はブラシに残った色がほんのり色付く程度でOK。目頭側を濃くするのがポイント。

りんたろー。「ちょっと、ちょっと！　いきなり説明の難易度が上がってない？」

George「目頭と眉頭、眉頭から２～３㎝くらいのエリアを結ぶ三角ゾーンに影色を入れると、外国人のような“彫り深顔”になるというメイク技術があります。それを応用しますが、つまりは、目頭側に陰色となるカーキがのっていればOKというだけなので、目頭と眉頭あたりにサッサッと適当に塗ればOKですよ」

りんたろー。「なんだよ、怖気づきそうになっちゃったじゃん！　それならできそう！　このメイクをすると目と目の距離感も近くなったような……」
※編集部注：前回、目と目の距離感を指摘され、意識するようになったもよう。

George「主張する色を目頭側にのせることで、目は寄って見えるんです。つまりは、目尻側なら逆に目を外側に広げて見せる効果があるんです。目の横幅を強調したい人は、目尻側のアイシャドウを濃く塗ると効果的ですよ。今回のりんたろー。さんの場合は、目を寄せて見せたいので、目頭側に！」

③左下のオレンジをブラシにとり、手の甲で余分な粉を落としたら、下まぶたの目頭からほんの内側から目尻にかけてサッと軽く筆を運ぶ。塗るというより、すべらせる感覚で十分。

George「目を寄せて見せたいので、下まぶたのオレンジ色も目頭側が濃くなるように目頭から塗り始めて、目尻は自然と薄くなる感じがちょうどいいです」

りんたろー。「“目を寄せる”ってキーワードが頻発しすぎ(笑)」

George「いやいや、もちろんそれはチャームポイントですよ！　ただ、目が離れていると子どもっぽく可愛らしい感じになりがち。今回のテーマである男の色気を出すためには、目をグッと寄せて、男らしさの象徴でもある彫りの深さを強調した方がいいというだけです！」