目次
教えてくれたのは……
トータルビューティアドバイザー
水井真理子さん
独自の理論とわかりやすいメソッドが大人気。ご本人の肌も、油分のおかげで乾燥知らず。
カネボウ化粧品(研究員・スキンケア担当)
村上泉子さん
生活環境や生体リズムが肌に与える影響などの皮膚生理機能、肌評価の研究に携わる。
ビューティエディター
入江信子さん
本誌をはじめとする雑誌で美容記事を企画、執筆。エイジングからくる乾燥に悩む日々。
ビューティサイエンティスト
岡部美代治さん
「VOCE」でおなじみ、スキンケア刑事。肌や製品への深い知識を生かし、鋭く考察。
油分を制する者が美肌を制す
油分なくして美肌なし! うるおい肌には水分だけでなく油分が必要
水井さん
うるおいというと化粧水=水分と思いがちですが、肌のためには水分と油分の両方がマスト。油分でフタをすることで水分が蒸散しにくくなるし、柔らかさもアップします
村上さん
特に荒れ肌の人は水分が蒸散しやすいので注意。また油分には、肌をなめらかにする、つややかにする、キメを整える、小ジワを予防するといった役割も
アイテムにより「水分キープ」と「水分チャージ」のバランスは違う。このバランスを調整し、さまざまなタイプのケアがつくられている。資料提供:カネボウ化粧品
O=油分 W=水分
油ぬきケアはNG! 全員、乳液orクリームを使うべし
岡部さん
油分ぬきのケアはありえません。特にアラサーの人は油分の補給を怠ると、トラブルが起きやすくなるし、反対にむしろ油分の取り入れ方を身につけておけば、後々加齢しにくい肌に
入江さん
アイテムとしては乳液 、クリーム、オイル。オイルは使い方が少し特殊なので、これまで油分ケアをしてこなかった人は、最低限、乳液かクリームを
【乳液】うるうるの水ツヤ肌に!
水分が多く含まれる乳液をつければ、肌がみずみずしくうるおい、柔らかさも。肌になじみやすいので、油分ケアの第一歩に。
【クリーム】セミツヤのハリ肌に!
乳液に比べて油分多めなクリームは、うるおいをガードするパワー大。美容成分をたくさん入れられるから、エイジングケアの味方。
【オイル】なめらかなピカピカ肌に
油としての性質が、もっともダイレクトに感じられるのがオイル。油分によるツヤやなめらかさが即効的に味わえる。
\POINT/オイルは上級者向け! アレンジして使いこなして
選び方や使い方を間違えると、思ったような効果が得られないことも。ブースター、マッサージと活用範囲も広く、やや上級者向けだ。
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ゴワついたときに最適!【乳液】
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