初心者に捧ぐ！“バレずにキレイ”なベースメイク虎の巻 【連載24回目】

ベースメイク STEP1
「メイク下地」で肌を整地する

★GeorgeおすすめＩＴＥＭ★

【毛穴カバー下地】毛穴やシワなどの顔の凹凸をカモフラージュ。光が透けるような抜け感ある肌に仕上がる。

George「男性は、女性と比べて毛穴の開きが目立ちやすく、ヒゲを剃った部分の毛穴も目立つので、まずはファンデーションを塗る前に“整地”をすることが大切。毛穴や凹凸をカバーできるメイク下地を取り入れるのがおすすめです。メイク下地を塗る部分は、全顔に塗る必要はなく、頬やあご、小鼻、眉間など、毛穴の開きが目立つ部分だけでＯＫ！　UVを塗る場合は、この前に塗ってくださいね」

りんたろー。「今まで、下地使わず、いきなりファンデーションを塗っていたかも！　“ベースメイク＝ファンデーションを塗ること”なのかと思ってた。いきなりファンデを塗っちゃダメなんだ？」

George「メイク下地で肌を整えてから、必要最低限の量のファンデで仕上げるほうが自然な肌をつくることができますよ。仕上がりだけでなく、メイクもちも断然よくなります。今回チョイスしたSUQQUのメイク下地は、毛穴カバー力が秀逸で皮脂抑制効果も期待できます。何より絶妙なオレンジ色なので男性には本当にオススメ。ピンク系の下地が多く発売されているのですが、どうしてもフェミニンな雰囲気が出すぎてしまうんです。K-POPのアイドルのようにメイク感をアピールしたい時は、もちろんピンクを使うのもアリなのですが！」

りんたろー。「なるほど！　女性用のコスメを男性が使ってもいいんだね？」

George「もちろん！　謳われていないだけで、コスメはすべてジェンダーフリーに楽しんでいいものだと私は思います」

★HOW TO★

①小豆サイズのメイク下地を手の甲に出し、指で伸ばしたら(この一手間でムラ塗りになるのを防げる)、毛穴が目立つ部分に塗る。指の腹をくるくると動かしながら、毛穴の凹みをうめるようなイメージで塗り広げる。

②あご先やヒゲの隙間にも忘れずに塗る。ヒゲの隙間にメイク下地が溜まらないよう指の腹でトントンたたきこみながらしっかりなじませる。

③小鼻の目立つ毛穴は、指先をくるくると回しながらオン。鼻全体や眉間、額、こめかみなど皮脂が出やすい部分にも薄くのばすとテカリ予防に。

④メイク下地を塗った部分と塗っていない部分の差が出ないように、全体的になじませる。顔の輪郭から首にむけてメイク下地を軽くのばし、顔と首の色に差がでないように整える。

りんたろー。「なにコレ！？　下地を塗っただけなのに、めっちゃ肌がキレイに見える。実は毛穴が気になってきていたんだけど、まじで隠れている！」

George「これだけでイケメンレベルが上がりましたね！」

りんたろー。「なんだか清潔感が出た気がする」

George「毛穴が目立たなくなって、赤みが消えるだけで、透明感や清潔感は十分に演出できますし、顔立ちさえも整って見えることもあります。営業のお仕事をされている方が、取引先の印象をよくするためにメイクを始めるケースが増えているということも納得ですよね？」

りんたろー。「納得、納得！ メイクってすごいねぇ。下地だけでもOKっていうレベルだね!?」

George「男性がバレずに肌をよく見せたいというのであれば、ベースメイクは下地＋テカリを防ぐお粉だけでも十分だと思います！」

りんたろー。「下地ひとつでこんなに肌が変わるなら、俺、この下地、速攻ゲットするわ！」

George「りんたろー。さんは、元々お肌がキレイなので、メイク下地＋フェイスパウダーだけでもテレビの画質に耐えうる仕上がりになる気がしますよ」

りんたろー。「じゃ、今日のテーマはこれで終了〜♪」

George「(笑)。でもいいんですが、ワンランク上の肌感を目指していただきたいので、今回はファンデーションの塗り方もマスターしましょう」