前回は下準備となるスキンケア&マッサージを攻略。今回、チャレンジするのは、肌や眉の印象を“変える”のではなく“整える”、ナチュラルメイクです。「これからメイクを始めてみたい!」と思っているビギナーの方はもちろん、ご自身のメイクを再点検、アップデートしたい方も是非チェックして!
一歩を踏み出すための“バレない”メイク術
りんたろー。さん(以下、敬称略)「普段から、仕事現場ではメイクをする機会が多いんだけど、メイクさんがつかない現場もあるから、まずはセルフメイクをきちんとできるようになればいいなって。さらに、メイクすることに二の足踏んでいるメンズにレクチャーできるようになれればいいなって思ってる! 今回は、ベースメイクだよね? よっしゃ、張り切って、がっちり塗っちゃうよ!!!!」
George(ジョージ)さん(以下、敬称略)「ちょっと待った! もしかして、りんたろー。さん、“ベースメイク=厚塗りでカバー”みたいなイメージを持っていませんか?」
りんたろー。「え? 違うの? 肌のアラを隠すのがベースメイクの役割でしょ?」
George「肌を隠すという意識で塗ると、どうしても厚塗りになってしまいます。テレビに出演される時は強いライトをあててもらえるからそこまで気にならないかと思うのですが、日常では『俺、メイクしてるぜ!』という印象が前面に出すぎちゃう」
りんたろー。「それだと、気軽にメイクに挑戦することが難しくなっちゃう人もいるよね? まずは、“バレずにキレイ”というラインを学びたいかも!」
George「TPOにもよりますが、そもそもベースメイクは、肌色や質感を補整するくらいの感覚で十分です。さらにチークやリップなどのカラーをのせる場合は、ベースメイクで100%に仕上げてしまうと結果的にトゥーマッチになってしまうことがほとんどですよ」
りんたろー。「なるほど! なんかキレイにムラなく肌を覆うように塗るのがベースメイクなのかな、って思ってた!」
George「使うファンデーションを必要最低限に抑えて、お粉でくずれやすい部分に薄いヴェールをかけてファンデーションをフィックスさせる。そのくらいの軽さで仕上げるほうが抜け感が出て、今の時代の雰囲気に合う肌に仕上がります」
りんたろー。「マジか。超勘違いしてた! がっつり塗ればいいのかと思ってた!」
George「特に、りんたろー。さんのようにヒゲがある方は、ファンデーションやお粉がつかないようにすることもポイントですね」
りんたろー。「ヤバイ、今までの僕の自己流セルフメイク、間違いだらけな気がしてきた……。正しい方法、教えて!」
George「では、まずは、下地からいきましょう!」
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