今回のエディターは、VOCE 編集長・遠藤友子
チル
ではさっそく、今日のセルフメイクについて教えてください。
遠藤友子
はい。今日使ったコスメはこちらです。
A. ディオール サンク クルール クチュール 689 ¥7600/パルファン・クリスチャン・ディオール
B. オンリーミネラル N by ONLY MINERALS ミネラルソリッドチーク コンプリート 01 ¥3200/ヤーマン
C. B IDOL THEアイパレ 04 ¥1800/かならぼ
D. ポール & ジョー リキッドルージュ シャイン 04 ¥2500/ポール & ジョー ボーテ
遠藤友子
B IDOLのアイパレのハイライト(右下)を、細かく点置きすることにハマっています。光って面で置いてしまうと肌に品がなくなってしまうので、大人はハイライトをちょこっとずつポイントでのせていくことが重要。この点置きのワザは、本誌2月号の整形ベーステク企画で、ヘアメイク北原果さんが教えてくれています。B IDOLのハイライトはパールの粒子が細かく、粉だまりしないテクスチャーでこの方法にすごく向いています。
アミ
確かにこの質感は失敗がなさそうですね! しかもファンデーションの上に重ねても、消えてなくならない存在感があります。
遠藤友子
アイメイクに使ったディオールのサンクは、華やかなブラウンメイクが簡単に完成するパレット。トレンド色を強く出したい時は中央の赤(スウォッチ一番左)をライン状に引いたり、シックに見せたい時は赤以外のブラウンをグラデーションにして使います。このパレットのすごいところは、目幅が横にも縦にも伸ばせるところ! 重ねても厚ぼったくならず、深みと奥行きが出るんです。
チル
赤みシャドウで厚ぼったくならないものってなかなかないですよね。さらに5色のニュアンスが豊かで重ねたときにこなれ感が生まれて目元が引き立ちますね。
遠藤友子
リップはポール&ジョーの春新色04のピンクベージュ、通称“エロベージュ”を使っています。PRさんがそのようにおっしゃっていたんですが、本当に色っぽいカラー。私みたいなイエベ肌って、ベージュだとくすむことが多いけど、これはむしろ顔色が良く見えるんです。最近はマットリップをつけることが多かったけど、ぷるんっとした質感のリップを久々につけたら、顔がイキイキして見えてやっぱりいいなと思いました。オンラインの時にも、唇に立体感が出るから活用しています。
アミ
春の新色は、ベージュリップの進化が止まらないですよね。華やかな色の力に頼らなくても、女っぽさが増す気がします。
遠藤友子
チークは、私の溺愛しているオンリーミネラルのソリッドチークを使いました。
チル
スクワランやホホバ種子油などが配合されていて、乾燥しやすい頬に潤いを与えつつ血色感をアップしてくれるから編集部でも大人気ですよね! チークはやはり欠かせないアイテムなんでしょうか?
遠藤友子
チークはないと頬の余白が目立つから絶対必要! 入れ方は自由ですが、私は目の下の三角ゾーンに入れています。ポッと上気したような肌になれ、クマもカバーできます。この入れ方だとマスクからも少し見えるから印象が良くなるんです。今日使った01 YES!はどんなメイクとも相性抜群でヘビロテしていたらもう底見えしてしまいました(笑)。指でトントンのせるだけでじわーっと広がり、適度にパウダリーなテクスチャーなのも伸ばしやすく、重ねてもしつこくないところが使いやすいですよ。マスク移りも最小限。プロデュースしたヘアメイクの長井かおりさん、天才!って感動しました。
来週の月曜日は、話題の新ブランド、スナイデルビューティでつくるセルフメイクを沈先輩に取材します! お楽しみに〜。
撮影・取材・文/髙橋ミチル、飯島亜未
Edited by VOCE編集部
公開日:
この記事に登場したプロ