目次
着る服をまず選んでからメイクの方向性を決めて
今回のテーマ
「服」ファーストのメイク
メイクを決めるうえで服とのバランスはとても重要。技術を駆使して完璧なメイクをしたとしても、その日に着る服とマッチしていなければ印象はちぐはぐになってしまうから。だからこそメイクは毎日同じではダメ。カジュアルやフェミニンといったその日のスタイリングの方向性、洋服の色み。これらにぴったりハマるベストバランスを考えたうえでメイクをすれば、顔と服との相乗効果で魅力がグンと増すのです。
カジュアル×抜け感オレンジ
服のオレンジを大人にふったメイクで。粋なムードを楽しんで
カジュアルファッション×強めの色使いでこなれる
カジュアルなファッションだからといって、ごくごく薄いナチュラルメイクにすることだけが正解とは限りません。さらに大人のカジュアルスタイルとナチュラルメイクの組み合わせは、手抜きに見えてしまう危険も! とはいえ、シャツワンピにロングブーツといったカジュアルスタイルに、THE コンサバなメイクは似合いません。
なので今回は、大人らしいバランスを考えたうえでワンピのまろやかなオレンジを同じオレンジトーンのシャドウやリップで拾いつつ、囲みシャドウにしたり、リップの質感をマットにすることで、ちょっぴり攻めた雰囲気に仕上げてみました。
カジュアルファッションのときのメイクで気をつけたいのが、引き算と足し算のバランス。メイクでしっかり色を盛ったら、肌を引き算して軽くしたり、髪をバサッと無造作に仕上げたり。顔だけでなく、全身で考えることでバランスよく仕上がりますよ。
HOW TO MAKE-UP
EYE
パレット左上(①)と右下(②)を混ぜてアイホールと涙袋にふわっとぼかす。左下(③)を二重幅に。しっかりめに色づけ、目尻は少し延長して横長に。
ワンピ&ブーツとシンクロするオレンジ&ブラウン。
EYELASH
シャドウと同じトーンのマスカラは上まつげのみオン。
メタルなブラウンで目元に軽さを。
CHEEK
チークは頰の高い位置に横長&淡くぼかす。
スティック グロウ 715(限定)/パルファン・クリスチャン・ディオール
¥5000
透けツヤとヘルシーな血色が同時に叶う。
LIP
リップを輪郭通りに塗り、指で軽く押さえて輪郭をなじませる。
カジュアルなスタイルに合うマット質感のベージュコーラル。
NAIL
ネイルは二度塗りで艶やかに。
洗練ムード漂うグリーン。
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ハンサム×シャープな目元と蠱惑リップ
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