「毎日鏡を見ながら、お手入れする場所を見極めます」
──今年がデビュー25周年。10代、20代、30代を振り返って、どのような人生でしたか?
「10代は、ライブ、ミュージカル、舞台、ドラマ、映画、バラエティ番組……とにかく忙しくて、いろいろと鍛えられていました。新しいことをしてどんどん吸収していたので、すごく勉強ができたときでしたね。20代は、自分で考えることが多くなった時期。事務所を移籍したり、ロサンゼルスでレッスンしたり、作詞をしたりと、自分発信で新しいことに挑戦していくことが多かったです。10代の頃よりも、20代の方が周りの方と自分とのバランスをとりながら、表現していくやり方になっていきました。
30代は自分自身のライフステージも変化して、お仕事も少しずつ変わってきた気がします。13年ぶりに音楽と向き合ったら面白くて、新曲を出させていただいたりもして、30代になって本当にやりたいことができるようになってきたな、ということを実感していますね」
──年齢を重ねて、美容の向き合い方は変わりましたか?
「やっぱり、30代からはケアをしないといけない場所がどんどん増えていくので、細かくチェックするようになりました。10代の頃は、お風呂上がりにフェイスパックして保湿クリームを塗ればいいや、というような感じだったのですが、今は毎日鏡を見ながら、“ここがシワになりそうだな”とか、“今日はちょっとこのあたりが荒れているかも”と、肌の状態を見極めています。ビジュアルに関してはとにかく予防が大切だなと思うので、気になるところを見つけたら、それが大きくなる前にお手入れの方法を変えたり、サロンにピーリングをしに行ったり、早めのケアで対策をするようにしていますね」
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美しさのキープに欠かせないこと