美人ヘアの法則!

【自分に合うシャンプー選び】界面活性剤と髪悩みから考える

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目次

まずは手に取りたい2つの界面活性剤をチェック!

  • アミノ酸系界面活性剤
  • ベタイン系界面活性剤

優しさにこだわって選ぶなら、この2種類の界面活性剤に注目を。それぞれの特徴や実際に記載されている成分名、これらを配合した商品を紹介します!

どんな髪質にも!「アミノ酸系界面活性剤」入りシャンプー

AYAMARさん
AYAMARさん

髪の90%を占めるケラチンというタンパク質は、18種類のアミノ酸からできています。そんな髪と同じ成分がベースの洗浄成分を使ったアミノ酸系の界面活性剤は、肌に優しい弱酸性で、洗浄力もとてもマイルド。髪や頭皮のダメージを最小限に抑えることができるため、どんな髪質や髪悩み、肌質の人でもコレを使っておけば間違いなしという万能タイプです。

主な成分は、ココイルグルタミン酸やココイルアラニンなどが挙げられます。そのほか、成分表にラウロイル~、ステアロイル~、ミリストイル~と書かれた成分もアミノ酸系です。


たとえばこんなシャンプー

“天然のシリコン”と呼ばれるブロッコリー種子油、栄養たっぷりのアボカド油のほか、マカデミア種子油を配合し、毛先までつるんっとした指通りを叶える。モヤモヤとした心を晴れやかに導く100%精油の香りも魅力的。

密着コーティング成分が外側からの水分の侵入を防ぎ、うねりを予防しながら夜の間に濃密補修。睡眠中の摩擦や乾燥ダメージから髪を守るナイトキャップ発想のシャンプー。

低刺激で洗浄力もバッチリな「ベタイン系界面活性剤」もイチオシ!

AYAMARさん
AYAMARさん

ベタイン系の界面活性剤は、ほかの洗浄成分のパワーを低下させないように保つフォローアップ的な効果を備えています。穏やかな洗浄成分と一緒に配合した場合、肌や髪への優しさときちんとオフする洗浄力を両立します。肌や髪に優しい洗浄成分を選びたいけれど、スッキリ汚れも落としたいという人は、アミノ酸×ベタインの組み合わせがおすすめです。
主な成分は、コカミドプロピルベタインやラウラミドプロピルベタインなど。成分表示表に~ベタインという成分が入っているものを探してみましょう。


たとえばこんなシャンプー

ブランド最高峰のダメージ補修力を備えるノンシリコンシャンプー。BOTANISTこだわりの植物由来成分に加え、リペアに特化した成分をプラス。インナーケア&プロテクト効果でダメージを感じさせないうるおいに満ちたツヤ髪へ。

リッチなPPT(天然由来の洗浄・補修成分)系洗浄補修成分も配合されている、髪をケアしながら洗えるシャンプー。シルク美容液をカプセル化して浸透力を高めているため、深部までダメージをリセットする効果も。洗うほどにツルンとした手触りに。

髪が広がりやすい人は「保湿成分がたっぷり」なものを

たとえばこんなシャンプー

スクワラン、シアバター、加水分解コラーゲン、ヒアルロン酸Naなど、厳選した美容成分がキューティクルを整えながら頭皮もケア。うねってパサついて広がるなどいうことをきかない髪もスマートな印象に。“とろふわスフレ泡”が髪を優しく包み込む、極上の洗い心地も◎。

ハチミツやローヤルゼリーなど、含まれる90%以上が保湿&保護成分というリッチな仕立て。うるおいいっぱいの泡パックのような泡で洗い上げた髪は、しっとり感が格別。

ハリ・コシがほしい人は「ケラチン入り」のものを

たとえばこんなシャンプー

切れ毛や髪のくすみなど、フレッシュな印象を損なう原因となるケラチン不足に着目。洗うたびに“ケラチン貯金”ができ、使うほどにするんっとした艶やかな印象へ。気分が上がるグレープフルーツ&カシスとアンバーの香りも好評。

補修成分の生ケラチンを主役に、精油、オーガニックオイル、ヒアルロン酸、コラーゲンなどの美容液成分がギュッと凝縮。スカスカ髪の中身が充実し、ふっくらするような手応えがあり、かつてのような頼もしいハリ感を呼び戻す。

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取材・文/金子優子

Edited by 西村 美名子

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